「病院ロビーコンサート」~OMURA 室内合奏団ロビーコンサート&ギャリー展の事など
昨日は法事で、夜遅かったのですが、一昨日は病院に行った事を書きましたが、帰りがけ、どこからともなく、バイオリンの音がかすかに。
で、病院から帰ろうと思って、出口まで来ると「ロビーコンサートをします」との呼び込みがあって、昔、音楽をやっていたせいか、ふらふらと。
演奏は「OMURA 室内合奏団」のメンバーのバイオリニスト4名。「OMURA 室内合奏団」は、長崎のプロの合奏団で、大村市を中心に活動をしています。曲は、クラシックからフォスター等。肩の凝らないもの。
誰だったか、指揮者はなぜあの場所に立っているか?答えは、あの場所が一番音が良くきこえるから、と言っていましたが、皆さんも音楽を聴くときは、なるべく指揮者の近くの場所へ。私は、二列目に座りましたが・・・・
場所は、一階の入り口近くのファーストフードのお店屋さん。会場は演奏会向けに椅子が並べてありましたが、天井が高く、演奏の場所が、ガラス窓の前で、音が響きすぎるかなと思っていたら、意外や意外、いい音でした。
西洋音楽は、民衆の音楽、上流社会でのサロン音楽等ありますが、サロン音楽は、楽器の改良、大編成化、複雑な音楽表現をたどり、いまや、大会場での演奏ばかりで、なんとなく堅苦しい音楽会になってきましたが、今回の音楽会は、昔は、こんな風な音楽会かな、と思わせるような素敵な演奏会でした。
途中、バイオリンの説明などあり、ドイツ製、フランス製等の説明があり、一台を除いては、百年以上の楽器です。お値段は言いませんでしたが、皆さんの高級自動車より高いことは確かです。
病院というと、昔は、なんとなく薄暗く、消毒液の匂いが漂っていたものですが、最近は患者さんの気持ちを和らげるためか、いろいろな催しものを実施しているようです。皆さんも、機会があったら、病気見舞いの時などお寄りください。
食堂の近くに小さいながらも、ギャリーがあり、写真とか、絵画とか開催していて、時々覗いていきますが、今回は、小品の絵が並んでいました。
多分、子供さんがこの病院にお世話になったような感じですが、下記のような言葉が紙に書いて貼られていました。
この世に生まれてわずか15ケ月で
わたしの前を去った息子と、
息子の死の意味さえわからない
幼い娘のために明るく優しい母で
あろうとする自分が、
感情の扉を閉ざしていました。
自分が何を好きなのかさえわからなくなっていた時に、
唯一本当の自分と繋いでくれたものが”描く”ことでした。
無心に描くことの中で本当の自分といつしか向き合っていました。
無心に描くことでわたしはわたしをとり戻しました。
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