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2016年3月12日 (土)

温泉神社屋根の「狛犬」と「桃の実」~雲仙市千々石町温泉神社

Photo

いつもお馴染みの千々石町の氏神様「温泉神社」です。


某日、ここを掃除している女性の方がおられ、女性といえば声を掛けるの
が、私

の病気で、リハビリがてら掃除をしておられるとか。で、話をしていると、意外に歴

史等に詳しく、私が、神社の裏に狛犬のようなのがあるということで、見にいくと、

「これ、下が屋根瓦じゃないですか?神社の屋根に『桃』はあるのですが」

Photo_3 2

という事で、二人で見にいくと、「あら、狛犬が」という事で、女性の方は「狛犬」の

方には気付かなかったみたいで・・・一番上の写真の下の○の所。

立派な「狛犬」さん。

Photo_6 2_3

上の○印は、「桃」。てっきり、ただの飾り物だと思っていたのですが・・・何でも、

良く見ることが必要ですね。

Photo_7 3

桃と言えば、中国では邪気を祓い、不良長寿の果実であり、日本の「古事記」に

もイザナギノミコトが黄泉比良坂(よもつひらさか)で、追ってくる悪霊に桃を投げ

つけ逃げ延びたことが書いてあります。「黄泉比良坂の坂本に到るときに、其の

坂本に在る桃子(もものみ)三箇を取り持ち撃てば、悉く扳(ひき)返りぬ。」

また、桃太郎とか、桃の節句などに、昔話、目出度い行事に関わりを持っていま

す。


さて、ここの神社の屋根については、明治8年の「神社明細帳」では、

Photo_8

上のようの、茅葺きになっていますが、「千々石郷土誌」によれば「社殿は大正

十二年十二月火災によって焼失したのでその後改築した。」とあり、下が昭和3

年、昭和御大典祝の時の写真で、この時には瓦葺きで、屋根の狛犬が、かすか

に分かると思います。「桃」はハッキリしません。

Photo_9

なお、先に書いたように神社裏に、古い瓦が廃棄されている事をみると、再度屋

根を葺き替えたという事が伺えますが、前の瓦に狛犬があるので、それを継承し

たのもだと思うのですが・・・


なお、瓦の細工については、地元に瓦屋さんがあり、表の方に

Photo_10 2_5

このような細工ものがあり、ひょっとしたら、ここの瓦屋さんが作ったのではない

かと思ったのですが、確認はできませんでした。


なお、他の神社も見て回ったのですが、

4 Photo_11

というような感じで、どこの屋根の上にも「狛犬」と「桃」はありませんでした。ま

た、「島原半島の神社を訪ねて~林田秀晴著」に、各神社の写真が載せてありま

したが、写真で見たかぎり、はやり「狛犬」と「桃」は見当たりませんでした。

でも、誰が何のために、「狛犬」と「桃」を考えたのでしょう。



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神社」カテゴリの記事

コメント

神社の屋根に注目することもあまり無いですね
私の記憶に残っている神社といえば寄合町の「玉泉神社」ですが
http://livedoor.blogimg.jp/ssiimm/imgs/7/b/7bf74c4a3e2452b1ca1f.jpg
ここの屋根も変わっていますね(^^;

千々石温泉神社は本院が雲仙の温泉神社であり、有家町、吾妻町、諫早市、千々石町に分院があり、本来の名称は「四面宮」です。
千々石の神社は、調べると面白い所があり、そのうちにブログに載せます。

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