「八戸 せんべい汁」~第7回 B-1グランプリin北九州 ゴールドグランプリ受賞
先日、青森の「生まれて墨ませんべい」&「如何にせんイカせんべい」とB-1グ
ランプリの、「今治焼豚玉子飯」を紹介しましたが、青森にもB-1グランプリの受
賞作品があるみたいで、青森の元カノから、「八戸せんべい汁」なるものが届きま
した。
箱には「ゴールドグランプリ受賞!!」の燦然たる文字。中を開ければ、お汁が
入ったパックと、せんべいが五枚。
後には、いろいろ説明が書いてあって、何でも、八戸地方で200年以上も食べ継
がれたものだそうで、肉、魚、野菜、きのこでダシを取り、その中に「おつゆせん
べい」を割り入れて煮込んで仕上げるということで、だし汁が沁みこんだせんべい
のツルツル、モチモチ食感が特徴だそうです。まあ、所変われば、と言いますが
「せんべい」を汁ものに・・・・・?
この、商品は「八戸せんべい汁研究所」と八戸のお店屋さんの協同開発、研究だ
そうですが、試行錯誤半年、「たび重なるダメだしに、開発担当のK田君は完成し
た時思わず泣き出したという、涙無くしては語れない一品なのです。(笑)」だそう
です。
で、カミサンが留守だったので作ってみました。
裏技/その1に、「キャベツは必ず入れること」で、あと、長ネギを入れるように書
いてありましたが、これは冷蔵庫に入ってなかったので、パス。右はだし汁で、人
参、ゴボウ、シメジ、豚肉、鶏肉。
で、だし汁を沸騰させキャベツをいれ、さらにせんべいを入れて、煮込むこと3
分。3分も煮込むとドロドロになるかと思いきや、以外と煮崩れもなく・・・・
それで、上の写真のような出来上がりになるのですが、せんべいは意外とドロド
ロにはなってなく、説明とおり、ツルツル、モチモチでしたが、非常に塩気が多い。
箱に「コク塩」と書いてあるので、このせいか、東北は寒いので塩気が多いもの
が好まれるのか、と思って、作り方をもう一度見ると「鍋に水2カップ(400㏄)と
具入りスープを入れ・・・」とあり、私としたことが、「水2カップ」を忘れていたので
ありまして、しょっぱいはず。いや~、しょっぱい、しょっぱい(しょっぱいと失敗の
オヤジダジャレ)。まあ、もう一箱あるから、又の日に。しかし、地域における食文
化の相違について学んだ一日でありました。
なお、 B-1グランプリで、最高金賞「ゴールドグランプリ」を獲得したため「八戸
せんべい汁の地元への経済波及効果は年間563億円」にも達したそうですか
ら、いまやB級グルメと簡単に言えない時代になりました。
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八戸 せんべい汁おいしそうですね。
私は2年前の夏に秋田・青森に旅行に行きました。やはり買ったお土産はいぶりがっこやしょっつるなど塩辛いものが多かったです。
「歴史の旅」というブログを書いている歴史好き夫婦です。
長崎在住です。
よろしかったら相互リンクもしくは私のブログにリンクを貼らせていただければと思います。
よろしくお願いします。
投稿: seichan | 2016年3月 6日 (日) 11時51分
コメントありがとうございました。
ブログ拝見しました。
ご夫婦で、同じ趣味とは、うらやましいかぎりです ヽ(´▽`)/
リンクの件はOKです。こちらも、リンクを貼りましたので、よろしくお願いいたします。
「せんぺい汁」は水を忘れなければ、もっと美味しかったものを・・・ヾ(_ _*)ハンセイ・・
投稿: sugikan | 2016年3月 6日 (日) 18時47分