「決断！」～心房細動カテーテルアブレｰション手術体験記 前準備編

私事的な事で、書こうかどうしようか考えたのですが、心房細動は、７０歳代で

５％、８０歳代で１０パーセントの割合で起こるといわれ、特に怖いのが、これが

原因で脳梗塞になること。長嶋茂雄さんが脳梗塞になったのも、これが原因だと

聞いています。

という事で、意外と高齢になると共に、発症率が多くなるので、参考までにカテー

テルアブレｰションについて、体験した事を折々書いてみたいと思います。

私が、発症したのが５８歳。以前から、不整脈はあり、医者、健診等で診てもらっ

た時は、なにも無し。仕事でストレスが溜まり、イライラして少し脈拍が早くなって

るな、と思った時に酒席に誘われ、酒を飲んでいる時、イヤに脈拍が早くなり、動

悸がして苦しくなったのですぐに帰宅し、まあ、酒飲んだので、寝てれば治るだろ

うと思っても次の日にもなって、脈拍が早く、動悸も治らないので、循環器のお医

者さんに行ったら、「心房細動です｣。

脈拍が寝ていて１２０～１５０。おまけに不整脈が頻発。その年１年は、何度か発

症し何回か病院に入院。私のは、突発性とかで、短い時で２０～３０分程度。長

い時が２０時間程度。この時は、本当にしんどかった。

次の年が、１０ヶ月ほどは何もなく、とは言っても、心臓の薬と、脳梗塞の防止の

ために血液サラサラの薬は飲んでいましたが。ただ、もう大丈夫だろうと思ったの

が甘く、３日ほど重労働をしていたら、発症。

次の年が、出たり出なかったりで、寒ければ発症、暑ければ発症、季節の変わり

目に発症。要するに１年を通じてです。

で、その次の年がストレスがひどく、ひどい時には月に２～３回ということで、１年

早く仕事をやめました。

その後数年。後はなんにも無くても発症することもあり、お医者さんからカテ

ーテルアブレｰションの事を聞きましたが、まだ長崎では施術する事はできず、や

っと２年くらい前だったか、長崎でも出来るとは聞きました。

といっても、心臓にカテーテルを入れ、患部を焼くという事で少しビビリ、状況をみ

ていたのですが、昨年１１月頃から、脈拍は早くならないものの毎日不整脈が起

こり治らないので、前に紹介した携帯用の心電計で心電図を取り（口で説明する

より分かりやすい）お医者さんに見せながら状況を説明し、総合病院を紹介さ

れ、３度ばかり通院し、説明やら検査やら。

特に、心電図を取る時、負荷をかけた状態で取りましたが、これがまあ、階段の

上り下りが３分間、途中少しよろけたら、検査技師の方が、「無理しないで良いで

すよ、止めましょう｣。３分間上り下りしたら、もうクタクタでさすがに歳を感じまし

た。で、この日は調子が良いのか、何もない心電図。

あと、エコーやら、ＣＴやら、血液検査等々で、他に手術に差し障りのあるような

病気、心臓欠陥もなしで、手術はＯＫ。

とはいっても、心臓の手術になるので不安感は拭えず、とにかく、心臓が止まっ

ては、どうしようもありませんが、まあ、人生５０年、人生は一炊の夢、やらなくて

後悔するか、やって後悔するか、この世はどうせ綱渡り、右へ落ちても、左へ落

ちても、下は地獄の釡。という事で、やることに「決断！」。

お医者さんと話をしていると、「局部麻酔ですから、痛みはないでしょう」、思わ

ず、「え～まじ、全身麻酔じゃないの」。注射器を見てもビビル私。局部麻酔とい

えば、目は見え、声は聞こえで、どうなるんでしょう。入院は５日ほど、「そんなに

早くて良いんですか？」。状況によって違いはあるでしょうが、その程度の入院だ

そうです。

あと、入院手続きの書類の説明を受け、貰ってきましたが、とにかく多いので手

術より疲れるみたいでした。

数日後に入院するので、準備とか体調をととのえたりで、ブログは多分、飛び飛

びになると思いますので、ご了承のほどを　m(_ _)m　。

【追伸】

タバコ、酒はあまり良くないとか、特にタバコですね。あとは、規則正しい生活、健

康的で、清く、正しく生きていきましょう。ただし、女遊びが悪いとは言われません

でしたが・・・