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2015年8月23日 - 2015年8月29日

2015年8月29日 (土)

「天正遺欧使節千々石ミゲル 鬼の子と呼ばれた男」講演会★大石一久氏

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あ~、今日はカミサンがどこかでお泊まりだとか、秋の夜の静けさが身にしみ、

心やすらぐ夜です。


本日は、昼から、石造物研究者であり、「千々石ミゲル」の墓を発見された、大石

一久氏が「天正遺欧使節千々石ミゲル 鬼の子と呼ばれた男」を出版され、その

記念講演会で、千々石ミゲルと言えば、当地千々石町の出身であり、天正時代

に西欧まで行き、教皇、国王にまで拝謁した人物です。という事で聴講に行って

みました。主催は、「雲仙市文化連盟」。

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千々石ミゲルというと、背教者、棄教者とレッテルを貼られ、どちらかというと少し

暗いイメージを引きずっていましたが、本当の姿はどうだったのか・・・・・


天正遣欧使節は、四人の少年が派遣され、千々石ミゲルのみが、イエズス会を

脱会し、棄教しています。


まず、キリスト教は二つの顔を持っていた、という話で、①愛ある顔~慈善・救済

②敵意ある顔~日本文化を蔑視し植民地進攻の手先の顔。


①については、ご存じのとおり、慈善事業、病院等も作って、人々を救っていま

  す。


話は、②の面について、千々石ミゲルは気づき、イエズス会を脱会したのではな

いかという事です。問題は、一般の信者の方ではなく、「教団」の問題です。


先生の話の資料を持たないので、②の点で、手持ちの資料で説明すると、少し

大石先生の話と少しズレると思いますが、


1853年6月18日付け、マニラ司教フライ・ドミンゴ・サラサールはスペイン王に

次のように書簡を送っています。


「私がこの報告書を作成した意図は、シナの統治者が福音の宣誓を妨害してい

るので、これが、陛下が武装してかの王国に攻め入ることの出来る正当な理由

になることを、陛下に知らせるためである。」すなわち、狙いは「シナ」という事が

分かります。


「・・・・シナのすぐ近くにいる日本人がシナ人の仇敵であって、スペイン人がシナ

に攻め入る時には、進んでこれに加わるであろうということを、陛下が認識される

とよい。そしてそれが効果を上げるための最良の方法は、陛下がイエズス会総

長に命じて、この点日本人に対し、必ず在日イエズス会士の命令に従って指令

を送らせることである。・・・」(「キリシタン時代の研究」~高瀬弘一郎著)


1599年2月25日長崎発、ペドロデ・ラ・クルス(1579年にイエズス会に入会、

サラマンカ等で学んだ後司祭に叙階、1586年に日本渡海のためリスボンに赴

く。1590年、天正少年使節の一行と共に来日、加津佐で日本語を学び、長崎

のコレジオで神学を教授。)のイエズス会総長宛書簡。


「・・・・第一、日本人は海軍力が非常に弱く、兵器が不足している。そこでもしも

国王陛下が決意されるなら、わが軍は大挙してこの国を襲うことが出来よう。こ

の地は島国なので、主としてその内の一島、即ち下又は四国を包囲することは

容易であろう。そして敵対する者に対して海上を制して行動の自由を奪い、更に

塩田その他日本人の生存を不可能にするようなものを奪うこことも出来るであろ

う。」


1584月6月25日付け、パードレ・アルンソ・サンチェスの国王宛書簡。

マカオの重立った人物がスペイン国王によるシナ征服を正当とみる点で自分と

同意見であるとして、ヴァリアーノやカブラル(マカオコレジオ院長、インド管区

長)の名前をあげ、


「・・・日本に駐在しているイエズス会のパードレ達が、容易に二~三千人の日

本人キリスト会員を送ることが出来るであろう。彼等は打続く戦争に従事してる

ので、陸、海の戦闘に大変勇敢な兵隊であり、月に一スクエード半又は2スクエ

ードの給料で、嬉々としてこの征服に馳せ参じ、陛下にご奉公するであろ

う。・・・」


まだまだ、あるのですが、これが②植民地進攻の手先の顔、という事です。要す

るに政・聖一体という事です。


なお、②の日本文化を蔑視し、についてはキリシタン大名は、各寺院塔を破壊し

ていますが、天正15年6月にイエズス会日本準管区長コエリョに、豊臣秀吉が

次のように詰問しています。


①何故にパレードはかくも熱心に勤め、また強制してキリシタンとなすか。

②何故に、寺社を破壊し、仏僧に迫害を加えてこれと融和しないか。

③何故に、人に仕え有益な動物である牛馬を食するがことき道理に背いたことを

  するか。

④何故にポルトガル人は多数の日本人を買い、その奴隷としてその国に連れて

  いくか。


返答として、

①パードレが難苦を舐めてヨーロッパから渡来するのは、救霊のためである。そ

  れゆえ力の限り改宗せしめようと努力するが、強制したことはない。

②神仏の教えが救いが得られぬことを悟った人間が、自らの寺社を破壊したの 

  だ。(この部分については、大石先生が事例を挙げ、ウソだと証明をされまし

  た)

③パードレ・ポルトガル人共に馬肉を食する習慣はないが、それを止めることは

  殿下が望むなら、止めるのは容易である。

④ポルトガル人が日本人を買うのは、日本人が売るからで、パードレはこれを悲

  しんでいる。殿下が、諸港の領主に日本人を止めるよう命じ、違反者を重罰 

  に処するなら、容易に停止するであろう。

  (これも、大石先生が事例を出され、否定されました。)


「九州御動座記」(天正15年)に次のように書いてあるそうです。

「(伴天連等)日本仁(ママ)を数百名によらず黒船へかい取、手足ニ鉄のくさりを

付、船底に追入、地獄の苛責ニすぐれ、其上牛馬をかい取、・・・・・・」


なお、日本司教、ポルトガル国王も日本教会からの要請に応え禁ずる旨命令し

たそうですが、「しかし国王はその後、ゴア市からの抗議を受けて1605年、正当

適法な名目と法の許容せる事情ある時は日本人奴隷を禁じるのは、朕の本意

に非ず、と曖昧な態度を示した。」(キリシタンの世紀~高瀬弘一郎著)


また、ジョアン・ロドリーゲス(イエズス会)が、有馬(晴信?)氏からインド副王の

もとに領内の少年少女たちを進物として送りとどけるように尽力したこともあった

そうです。


なお、イエズス会は内部的な亀裂、他宗派との対立。また、個人貿易等による神

父の堕落。「貿易の利益が余りにも大きく、魅力的なので、日本イエズス会公認

の貿易の外に、会員個人が別途に資金を送って取引をしていること、そしてその

ために日本の教会に大きな弊害が生じていることを訴えている。」(キリシタン

時代の研究)


千々石ミゲルは上の様なことを知り、イエズス会を脱会したのだと推理されてい

ました。話は、まだまだ続くのですが、千々石ミゲルの見えざる一面を教えてい

ただいた講演会でした。詳しくは、本をご購入ください。


(参考:文引用:「キリシタン時代の研究」「キリシタンの世紀」~高瀬弘一郎著・

 「キリシタン研究~松田毅一著」「宗教で読む戦国時代~神田千里著」



         



2015年8月28日 (金)

「決戦!大阪城」~葉室麟外

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悪いことが重なる時は重なるもので、一昨日パソコン、昨日はプリンター、今日

私の調子が悪くなりました。


原因は、居間のクーラーを切り忘れそのまましていたら、カミサンが「クーラーつ

けっぱなしで、銭んば捨てよるごたんもんやかね(日本語に翻訳すると、お金を

捨てているようなもんではありませんか)」と朝っぱらから怒鳴られ、気の弱い

私、おかげでドット来て、おまけに、お腹が痛くなり、急性便秘。まだウンチが出

ていないので、まだ調子が悪く、誤字、脱字が沢山あると思いますが、前もって

ご容赦を。


さて、今年の春「決戦!関ヶ原」の事を書きましたが、今回の「決戦!大坂城」は

大坂城決戦をめぐっての競作、「大坂城」と書きましたが、これは「大阪城」の誤

字ではありません。ちなみに、いつもの所で調べたら、「大坂城・大阪城・・・・近

世以降、『大坂』を『大阪』と表記するように改まったため、現在は「大阪城」と表

記することが多い。〒540-0002」となっています。


さて、作家についてはご存じの方もおられるかと思いますが、ご紹介と、ざっと内

容を・・・


■葉室麟~淀君を書いて題が「鳳凰記」

ご存じ「蜩ノ記」で直木賞。他に「歴史文学賞」「松本清張賞」など、著著多数。


皆さんも知ってのとおり、豊臣秀頼が方広寺の大仏殿を再建し、大鐘
を作らせま

すが、この銘文に「国家安康」「君臣豊楽」という文字が入っており、「国家安康」

は「家康」の「諱(いみな)」を分断したもの。「君臣豊楽」は豊臣家の繁栄を願っ

たものとされたのですが・・・・この文字を意図的に入れたという話。

誰が、何のために入れたのか・・・えっ、という設定ですが、まあ、小説だから。


■木下昌輝~真田幸村を書いて題が「日の本一の兵」

「オール読み物新人賞」「直木賞候補」「第2会高校生直木賞」


真田幸村が主人公みたいですが、本当の主人公は、真田昌幸の
子「真田信

繁」。「最後まで、父は己のことを武士として見てくれなかった。・・・」という関係で

すが、後はお楽しみを。


■富樫倫太郎~近江屋伊三郎を書いて題が「十万両を食う」

「歴史群像大賞」


近江屋伊三郎は米商人。1,2年は冬の陣が続くとみて、新米、古米を買い込む

も、わずか二ヶ月で終結。一時儲かるも、余った米がドンドン古くなり、店が潰れ

る寸前。城へ米を売りに行きたいが、徳川軍が厳しく城内には入れず、かといっ

て徳川軍は米を十分に持参、まして古米は売れない状態。


ここで、同業者信左衛門が、徳川軍が戦いのため城へと掘った穴があるから、

そこから持ち込めると、うまい話。話のように城に持ち込め、儲かるものの夏

陣で、決戦になってヤバイからもう止めようかと、最後の仕事に城内に入るが、

ここらが意外な展開なのですが・・・・最後の近江屋の態度が面白いですね。


途中ですが、小説で場所の名前がよく出て、視覚的に分からない時があるので

すが、今回もちゃんと地図付きです。

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■乾緑郎~水野勝成を書いて「五霊戦鬼」

「朝日時代小説大賞」「このミステリーがすごい!大賞」


小西行長から、印籠を下賜(かし)されますが、その中に入っている丸薬は・・・・

バイアグラではありません。凄い丸薬です。32歳の宮本武蔵も現れます。


■天野純希~松平忠直を書いて「忠直の檻」

「小説すばる新人賞」「中山義秀文学賞」


徳川家康の孫。父は家康の次男、結城秀康。「忠直はあの男(注:家康)に親し

みをおぼえたことはない。・・・・」。戦で真田信繁の首を取るも、家康は「・・・拾

い首に相違ない」という関係で・・・・


■沖方丁~豊臣秀頼を書いて「黄金児」

「スニーカー賞」「SF日本大賞」「「吉川英治文学新人賞」「山田風太郎賞」

奥様を殴ったそうですが、出来れば、ワタクシも。「おきかたてい」と読むと思った

ら、事件のおかげで「うぶかたとう」と読むのを知りました。


智力のある、立派な男として描いてありますが、立派な男は女は殴りません。


■伊藤潤~福島正守を書いて「男が立たぬ」

「吉川英治文学新人賞」「歴史時代クラブ作品賞」「山田風太郎賞」「第一回高校

生直木賞」「中山義文文学賞」


福島正守は福島正則の弟。千姫は豊臣秀頼に嫁いでいますが、父は徳川秀

忠、おじいちゃんは家康。徳川と豊臣は戦っていますから、父秀忠は千姫の事を

助けられないか心配してしてます。救出の役が、元豊臣家家臣福島正則にも

ちかけられ、弟の正守がその任につきます。(今は徳川家の家臣です)


燃え落ちる大坂城。さあ、どうする。題は「男が立たぬ」ですが、私、まだ立ち

ます。


さて、同じ大坂の陣を扱って、別々の人物を書いてますが、どうしてもカブル所も

あり、どう描いるか比べるのも面白いでしょう。







2015年8月27日 (木)

亭主には2種類しかいない~全亭協会長 天野周一

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悪いことは続くもので、昨日は、パソコンの調子が悪くなり、今日、印刷しようとし

たら、プリンターの故障。


買った店に持って行って、修理を頼もうと思ったら、
保障期間オーバ-。

で、「修理代分かったら電話ください。」、「すぐ分かります。」、と何やら調べて

「保障が切れていますから、12,000円です。」、「冗談よし子さん(古いシャ

レ)、買った時が19,000円だよ」、「でも、保障期間が切れていますから」・・


横を見たら、故障したプリンターの新しいモデル。なんと、13,018円。しかも、

一万円分の特別お買い物券付き。あなたなら、どうします。故障に出すか、新品

を買うか?古人曰く、「女房とプリンターは新しい方が良い。」


という事で、プリンターがパソコンとiPadとiPhoneから印刷出来るか
の確認。これ

で、また、半日潰れました。


上の写真は、今日の話とは、まったく関係ありません。少し暑いので、涼しさを感

じてもらおうと・・・・


さて、いつものように、全国亭主関白協会 天野周一会長より、人気コラム「リノ

コラム」のメールが着いたので、いつものようにご紹介を。特に今日のコラムは定

年を間近に控えている方に。




★リノベーション9月号「リノコラム」


亭主には2種類しかいない。妻から好かれている亭主か、嫌われている亭主で

ある。


ただ、厄介な事に、好かれていると思っている亭主が素敵な勘違いだったりす

る(笑)。いやほとんどの亭主が「嫌われてはいないだろう」と思っている節が

ある。全亭協では、”自分が思っている5倍は嫌われていると覚悟せよ”という教

訓を胸に日々努力を怠らないのだ。


とりわけ、定年退職後の第2の人生で、”どんだけ嫌われているのか”的自覚を

余儀なくされることが多いようだ。そこで、全亭協定年後対策部会において、定

年退職を迎える少し前の段階から、定年後に絶体してはならない2つの事を教

え込んでいる。


まず、第一点は、昼食は妻に用意させないこと。これだけは基本ルールである。

なぜなら、朝食は義務として、夕食は仕事として作って頂いていたが(笑い)、昼

食となると、もはや、「てめー、この」という事になると、断言しておきたい。


そこで、全亭協会員は、定年前から料理教室などに通い、せめて昼ご飯ぐらい

は、自分で作れるように研修を積んでいるのだ。料理教室に中年男性が多く通

う光景をテレビなどで見かけたことがあろうが、全て全亭協のしかけである事は

言うまでも無い(笑)。


二点目は、存外、落とし穴であったが、妻と別々に出かけている時、妻より早く帰

宅しない事。理由は定かではないが、「あなたが、私より早く帰っていると、なん

かイライラするっ」とお叱りを受けた亭主が山の如くいるからだ。


亭主は、家に帰った時、妻が居れば、「ホッと」するし、嬉しいのだが、妻は逆らし

いのだ。妻がご帰還された時、亭主の顔を見ると「イラッと」されるらしいのだ。そ

の眞理について部会で相当な議論になったが、「意味不明」という結論が出たと

聞き及んでいる。亭主諸君、くれぐれもご自愛召されたい(笑)。




という事で、お心当たりの方は、ご注意を。いつも、身につまされるお言葉です。

ウチもまったく、その通りですが・・・・ weep  (行替えは、私の方でしています。)

 




2015年8月26日 (水)

「週刊誌」~忙しくて「週刊誌」

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今日は、別のことを書こうと調べものをしていたのですが、パソコンをつけると、

「カタ・カタ・カタ」と異音が。電気屋さんに一週間ばかり御入院かと思ったのです

が、そこは、自作パソコンまで組み立てた私。


パソコンと言っても、ディスクトップで、本体のことを考えるに、物理的に動いてい

るのは、冷却用のファン(小型の扇風機みたいなもの)。と言う事で、分解したら、

ファンの回りにびったりとゴミが付着。


キレイにしてやった異音は無くなりました。
さすがの私。これで、朝の時間が潰

れ、昼からは、古文書の会で鍛えられ、帰りがけ本屋さんに寄ったら、新刊の週

刊誌が並んでいたので、今日も週刊誌話題で誤魔化す事に。


映画で、「良い知らせと、悪い知らせとどちらから聞きたい?」というセリフがあり

ますが、今日は悪い話からです。


まず高齢者の話。若い人、スルーしちゃダメですよ。歳を取るのは意外と早く、歳

を取った時の準備は、早い方が勝ちです。



■「老人ホーム倒産!そのとき何がおきるか」


核家族のため、65歳以上(私もだ!)で独り暮らしというも人も少なくなく、家族

だけでは介護が出来ず、このため「老人ホーム」が増加し、小規模な介護施設が

いきづまり倒産しているそうで。「『経営が危ない施設』はここを見れば分かる」も

書いてありますので、ご参考に。


■「司法記者達が涙した『老老介護殺人』温情の判決文」


仲の良いご夫婦だったそうですが、妻の方が病気で苦しみ、介護サービスも、

「私より助けが必要な人がいるはず」と話していたそうですが、事件当日、廊下で

転倒し、「もう痛みにたえられない。なにもできない、苦しいだけ。殺してほしい」

と懇願されたそうです。


なお、「男は介護に手を抜けない」と書いてありますが、男性は介護に手を抜か

ず、介護していることを隠す傾向が多いそうです。困った時は、役所か地域包括

支援センターに話をすれば、対応をしてくれます。今の役所は昔ほど、タライ回

しはしません。ウチの父と母も相談に行き、親切にされました。


■「消費税10%で『下流老人』になる人々」


夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦で、どれくらい収入がいるかといえば、月

24万9264円、65歳以上・単身者の場合は月15万8488円。


年金でこれだけ貰うには、平均月給が45万のサラリーマン(60歳まで働き、40

年間厚生年金に加入。妻は専業主婦)。


若い方、これだけの収入がありますか?ですから、若い時からの準備が必
要な

のです。


なお、怖い事に、65歳の年金支給額が月20万4000円が、70歳では19万

円、75歳では17万4000円、80歳では15万8000円、85歳では14万4000

円、90歳では13万3000円と減っていくそうですが、これは、以前書いた「マク

ロ経済スライド」のためです。まして、消費税が10%になります。


■「『日経平均は3万円を超える』これだけの根拠」


「優良株認定の『JPX日経400新入生』に注目」、「これから伸びる『中国リスク』

に動じない株」、「10月通知開始『マイナンバー』で潤う業界を狙う」で、優良株が

書いてあります。


■「プロだけが気付いている『株価2倍を目指す』株58」


「プロだけが気づいている」会社名が書いてありますから、興味のある方は両誌

を読んで、ご参考に。


■「中国の『原発』は必ず大事故を起こす」


「都合の悪いことはモミ消す」、「トップも逃げ出す」、「とりあえず稼働してみる」、

「耐震性は気にしない」。黄砂とか、PM2.5が飛んで来ますから、怖い事です

が、多分、なる、でしょう。ドウシマショウ。天津の事故もありましたが・・・・


■「新聞・テレビが報じなかった 大阪寝屋川『中1惨殺』全真相」


一言でいえば、ここまで書く必要があったのかな?


■「9月、自民党総裁選 石破茂 ここで起たねば男が廃る」


起たない事を明言しましたが、どうなるのか。もっと大事なのは、野党がどうしよ

うもないほど下落しているという事です。


「ドイツ人の○ック○日本人とはこんなに違ったー上手なのはどっちかなの 

  か?」


ガックリするから読まない方が良いでしょう、最後に「日本人も負けていない」


■「『不健全』指定で回収された不健全雑誌の『気になる付録DVD』」


この前、「わたしの健康DX2」の事を書きました。翌日買いに行きましが、あり

せんでした。記事によると、「『不健全図書類』指定と同社による回収が12日

に報じられると”希少本”になるという予想からか同書は一気に品薄に。本誌が

都内の書店でなんとか入手した1冊をめくってみると・・・・。」、ですから、田舎の

本屋では手に入れることもできず・・・どなたか、送ってください。


■「死ぬまで○E○ 本当に出会える!本当にデキるんです」


定年になると、会社の同僚と飲む機会も無くなり、「・・・家にいて奥さんに放って

おかれる状態になる。だったら新しい社交を求めて自分から動けばいい。」という

事で、「鹿島茂(フランス文学者)が日本人に説く夫婦の新常識『60歳を超えた

恋不倫じゃない!』」、まったく、そのとおり。ただ、相手がいれば、ですね。


なお、「フケ専女子」の1人が次のように語っています。「・・・何より魅力的なの

は、あの体型。脱ぐとお腹がぽっこりしていて、ゆるキャラみたいで可愛いいんで

よ。」、私もポッコリなんですが。


■「どうしてそうなったか医者にも聞けない『恥ずかしい』急患」


「肛門にレモン」「尿道にコード」「アソコにファスナーが」。「肛門にレモン」ってナ

ンデショウ。本人曰く「風呂場で尻餅をついたところレモンが落ちていた」、ウソだ

よ。


「私が診た事例では、プラグ部分をカットした電源の延長コードを1メートル近くも

尿○にいれ、腹痛と血尿を訴えて来院した患者さん・・・膀胱の中でコードがとぐ

ろをまいており・・・」、私、内視鏡をオチンチンの先から入れられ、死ぬかと思っ

たのですが・・・・とにかく、大事な所に、変なものを入れないように。


■「『画鬼』河鍋暁斎の世界」


河鍋暁斎(きょうさい・1831~1889)。水墨画、美人画、戯画、妖怪、春画等描

いています。調べてブログにしようかと、資料を集めていたら、ポストさんに先を

越されました。とにかく独特の絵師で、ポスト巻頭のグラビアに写真が載せてあ

りますから、興味のある方はご覧下さい。


という事で、今日一日忙しく、「週刊誌」でした。



2015年8月25日 (火)

「戦後性風俗体系~わが女神たち」★広岡敬一著~今日は十八禁だよ

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今日は、少しきわどい所もあるので、18歳禁止です。


さて、歴史の本を読んでいると、すっぽり抜けているところがあります。2冊の本

(まだ、右の本は読みかけ中ですが・・・・)で両氏とも同じような事を書いていま

す。


広岡敬一氏は後書きで、昭和天皇が崩御
され、年号が平成に改まった時、「新

聞・出版各社から『昭和』を総括する本が続々と刊行された。それに目を通して、

私は愕然とした。政治、経済、社会の出来事は記されていても、風俗の世界の

歴史がほとんど欠落しているからだ。・・・忘れ去られようとしている歴史的事実と

時代背景を発掘する必要性を、私は痛感するようになった。」


赤松啓介氏の紹介には、「タテマエとキレイゴトの世界のみで、性の問題に触れ

ようともしなかった柳田民俗学に対し、自ら『便所もゴミ箱もある民俗学』と語り、

おおらかだった日本人の性の姿を85歳の今も伝えつづける。」


歴史を見ると、織田信長、上杉謙信、徳川家康等々、本が沢山出ていますが、

「庶民の歴史」、特にこの「性風俗」に関してはほとんど出版がありません。


いつか触れ
ますが「盗み嫁ご」という風習があり、いかにも「いやらしい」と顔をそ

むけがちですが、これも広岡氏が書いているように「時代背景を発掘する」と、赤

松氏の紹介文、「おおらかだった日本人」の姿が見え、合理的な制度だった事

分かります。


さて、今回の広岡敬一氏、ネオン街で女給の注文でポートレートを取って商売を

している光景を見て、吉原で”流し”の写真屋を開業たのを初めに、性風俗関係

仕事にかかわりを持つようになり、およそ6万カットのフィフムを所有されてい

そうです。


この本には、吉原の女、ストリッパー、トルコ(現ソープランド)嬢等の二十七名の

性の事が、外側からではなく、内側から描いてあります。


私の年代が、伝説として聞いた女性の事も書いてあり、「美人予言者の小夜

姫」、「伝説のジプシーローズ」、「愛のコリーダ安部定」、また、著者ならでは知ら

ないこと、「”椅子洗い”を発明したアズマ嬢」、「”泡踊り”を開発した浜田嬢」、「ア

ン・ドロンのお相手は・丸千代嬢」、これ、どうしたかも書いています、「どうした

か」は「そうした事」です。雄琴の発展史。どれ読んでも、著者の女性を見つめる

暖かい眼差しが感じられます。


著者は次の様にも書いています。「時代は移り流れる。そのたびに、社会と人と

モラルの変わり目を見てきた。私がこの世界に取りつかれたのは、風俗にこそ、

時代の変化がいち早く現れるからである。・・・顧みて、もう一つ、分かったことが

ある。性風俗社会は、国内経済の動向と深い相関関係にあるということだ。」


考えれば、戦後、食べるための売春から、ひと時代前いわれた、「娘援交、妻不

倫」。もう、当たり前になった感じがします。ネットの時代になって、それ以上にな

って来ている感じですが・・・


さて、この本には少しばかり年表が書いてあり、下の事実、どれくらいの方が知

ているのか・・・



昭和22年

8月15日  終戦

8月18日  警視庁は、進駐軍兵士のための慰安設備について花柳界業代表   

        と協議。内務省は、各地方行政に進駐軍慰安設備の確保を指令。

8月19日  東久邇内閣の副総理近衛文麿は、警視総監に日本女性の操を進

        駐軍の毒牙から守るように依頼

8月26日  花柳界代表が「特殊慰安婦設備協会」(RAA)の設立を決定。資本金

        の一億円のうち五千五百万円は国の保障により勧業銀行が支出。

8月27日  RAAは占領軍兵士の性的慰安設備として、東京・大森海岸に料亭

        「小町園」を開業。占領軍の進駐に先立つ三日前の事である。



短い期間に、「慰安婦設備」について、協議、建設がなされています。もちろん、

この「慰安婦設備」には食べるために従事した、未亡人、素人の女性も含まれて

います。戦争によって犠牲になるのは、弱者ばかりです。


英雄、有名人の歴史を知ることも必要ですが、「便所もゴミ箱もある民俗学」でな

いと、本当の歴史が分からないと思い、この方面の方も少しばかり、触れていき

たいと思っています。


(時代を知っていただくため、著者の表現をそのまま使っています。ご理解くださ

 い。)





2015年8月24日 (月)

「さ・か・な(魚)」はなんで「さかな」★「有職故実・石村貞吉著・嵐義人校訂」より

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子供をお持ちの方、「なんで、犬っていうの」とか「なんで、鳥っていうの」とか聞

かれたことがあると思います。今日は、「さ・か・な」の話です。


左の本、「有職故実(ゆうそくこじつ)」といいます。本来は「有職」と「故実」であ

り、作者の「緒言」によれば、「有職」とは「有職という文字は、有識を誤ったのも

で、有識とは博識という意味に外ならない。」、ということで、中世初めころ、有

識者は、和漢の歴史、故事に通じるはもちろん、宮中における作法、律令、服飾

等の一般に通ずることをさした、という事ですが、後は長くなるので省略。


「故実」については、「故実は、固実、又古実とも書いた。古来の事実の意味で、

畢竟(ひっきょう)、徴症(ある結論を引き出すよりどころ。)にするに足る、有力な

事実ということである。」ということだそうです。


「有職故実」が学として成立していったのは「江戸時代(十七,十八世紀)に始ま

り、明治時代(十九世紀)に及びようやく一定の形式を備えるに至ったといって

もさして過言でもあるまいとおもうのである。」ということで、意外と新しく確立した

ものと言えます。


短いところで抜き書きすると、「『太閤』 太閤下を略したもので、前関白でその子

が関白の人、に対していう称である。豊臣秀吉は、前関白で嗣子秀次が関白な

ので、太閤の名に相当する。しかしこの名は秀吉に限るものではない。」といった

ような事が書いてあります。


官職名、平安京及び大内裏、儀式礼典、年中行事、服飾、飲食、殿舎、調度、甲

冑、武技、遊技等あるのですが、その中で「飲食」の所を読んでいたら・・・


「さかな」の事が書いてあり、すこし長くなりますが。


「また副食物のことを『な』ともいう。現今では、『な』といえば野菜を指すこととな

ったが、これは野菜が多く副食物として食われた結果で、古くは必ずしも野菜に

限られたものではなかった。魚類でも『な』といったもので、それがために酒を飲

む時の副食物という意味で、『さけのな』即ち『さかな』ということになったであ

る。この『さかな』という語も、もとその名の起こりは、魚類に限った物ではなかっ

和名抄(注:平安時代に作られた辞書)」に、「肴、野王按ずるに、凡そ殻(か

ら)に非ずして食ふ、これを肴と謂う、さかな」。原文は「肴 野王案凡非穀而食謂

之肴」、下の方に「和名佐加奈」とあります。


他に、本居宣長「古事記伝」にも「魚を那(な)と云うは、饌(注:とりそろえたごち

そう)に用る時の名なり。さて菜も、本は同語にて、魚にまれ(注:・・・であって

も。・・・でも)、菜にまれ、飯に副え食ふものを、凡て那と云うなり、さて其の那の

中に、菜よりも、魚をば殊に賞(め)で、美しき故に、称(となへ)て真那とは云うな

り」、と言う事で、小児が食べ始める祝いとして、「魚を口に含ませるのを、『魚

味(まな)の祝』、または『真菜の祝』というのも、魚をほめて真菜ということから

た出来た語である。」と言う事です。


なお、古語辞典で「さかな」を引くと、①として「肴」で上のような事が書いてあり、

②として「魚 うお」とあり、「参考」の所に、「①は、上代から中世にかけて堅塩・

の実・スモモ・、味噌など種々の例があって、魚類にはかぎられていない。」と

ります。


ということで、「なんで さかな っていうの」と言われても、チャント説明できます

ね。もっとも、子供には難しすぎて、理解できないかな?「昔から、魚は魚だ」と教

るのが無難かな?


(「有職故実~石村貞吉著・嵐義人校訂 講談社学術文庫」より)





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