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2015年12月18日 (金)

「猛島(たけしま)神社」の狛犬さん~長崎県島原市

Dsc_0914

島原市の海の近くにある、猛島(たけしま)神社の社殿に上がるところです。


猛島神社については、島原藩の総社であり、由緒来歴があり、書くと長くなるの

で、各自ネット等で調べてください。詳細については、「島原半島の神社を訪ねて

~林田秀晴著:長崎出島文庫発行」をお読みください。


以前、肥前狛犬の事を書きましたが、狛犬も面白いなと、上杉千郷(ちさと)氏

(元長崎県の諏訪神社宮司)の「獅子・狛犬ものがたり」を読んでいると

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このような写真が載っており、狛犬について次のように書いてありました。


「・・・この狛犬たちは、どこも必ず左右一対で置かれています。左右はどちらも

同じ姿・形に見えますし、現代では一対で『こまいぬ』と呼ばれている動物です

が、実はわが国で狛犬が発生した平安時代には、左右別々の霊獣で、一方が

『獅子』、一方が『狛犬』と呼ばれていたのです。

この頃の獅子・狛犬には、『角があるか、ないか』『口を開けているか、いないか』

などの、今よりはっきりした外見上の違いがありました。一般的には、口を開けて

吼えているような姿の霊獣が獅子であり、口を閉じている霊獣が狛犬です。さら

に狛犬には角が生えています・・・・」


とあり、どこかで、角の生えた狛犬と出会わないかと、あちらこちら神社をうろつ

いていると、島原の猛島神社にありました。


ただ、昭和51年に奉納され新しいものですが、奉納者か、宮司さんか、石工さ

の方が上のことを知って、この形にしたものだと思うのですが・・・・・左が「狛

犬」。右が「獅子」。

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本殿の方にもお参りに行ったら、こちらにも左右に狛犬が置いてあり、こちらの狛

犬は迫力があり、

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年代は、嘉永3年(1850年)庚戌年4月。今から165年ばかり前になります。

右の台座に「舩乎中」の文字。「舩」は「船」で、「舩乎」は古語辞典等には載って

無く、多分今の「船子」の当て字で仲間で奉納したものかなと思います。境内に

は、「島原北部漁業組合員一同」の、お稲荷さんも祀ってありました。


さて、帰ろうかと思って、階段下の灯籠の上をひょいと見るとここにも、狛犬。

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こちらは、文化8年(1811年)辛未年4月ですから、204年ほど前の狛犬です。

なかなか、カワユイ狛犬さんでした。


寒いので、ボチボチ帰ろうかと思ったら、ここは、島原湧水群の「美音の滝」があ

る所で・・・

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「美音の滝」ですから、音を楽しむのでしょうが、最近、耳が遠くなり、「美音」は残

ながら聞こえませんでした。


(参考・文引用「獅子・狛犬ものがたり~上杉千郷著」より)




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