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2015年12月 1日 (火)

「決戦!本能寺」~伊東潤・他著

Img_20151201_0001_2

このシリーズ、第3弾になります。「決戦!関ヶ原」、「決戦!大坂城」、今回は

「決戦!本能寺」。


作者は、伊東潤氏が「覇王の血」で「織田信房」、矢野隆氏が「焔の首級」で「森

丸」、天野純希氏が「宗室の器」で「島井宗室」、宮本昌孝氏が「水魚の心」で

「徳川家康」、木下昌輝氏が「幽斎の悪采」で「細川幽斎」、葉室麟氏が「鷹、翔け

る」で「斎籐利三」、沖方丁氏が「純白(しろ)き鬼札」で「明智光秀」を書いていま

す。


本能寺の変はご存じだと思いますが、日本の歴史の謎の一つで、なぜ明智光秀

が織田信長に謀反をおこしたのか。


ウィキペディアを見ても、怨恨説、野望説、恐怖心説、理想相違説、将軍指令説

/室町幕府再興説、朝廷説、四国説、イエズス会説、諸将軍黒幕説等諸説あ

あり、何と、明智光秀は生き延び、徳川家康の幕僚、「南光坊天海」になったとい

う説まであり、ここまで来ると、何が何だか分かりません。


小説の方は、この諸説に沿ったものもありますが、読んでみて自分で考えるのも

楽しみの一つ。


ちゃんと分かりやすく、付録に図面もつけてありますから、これ分かりやすくて良

いですね。

Img_20151201_0002_2

さて、第四作目は、「川中島の戦い」で「山本勘助」が主人公になるみたいです

が、これは募集小説になる様子で、自作未発表、四百字詰め原稿60枚以内、

賞は「2016年5月刊行予定の『決戦!川中島』に掲載。当該作の著作分

税。」だそうです。皆さんも応募されては如何。〆切りは2016年1月末日。

「第1回『決戦!小説大賞』」だそうです。詳しくは本の巻末をご覧下さい。


数年前、ウチもカミサンに謀反を起こそうと思っていたのですが、既に見透かさ

れ、処分を受けました。謀反を起こすのは難しいですよ。






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