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2015年11月 3日 (火)

「劇画漂流」~辰巳ヨシヒロ著

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辰巳ヨシヒロさん、懐かしいですね。若い人には馴染みが薄いと思いますが・・・・


「漫画」、「まんが」、「マンガ」、「劇画」、「コミックス」。いろいろないい方がありま

すが、中身は同じようで、違いがあるようでなのですが、この「劇画」という名前

は、辰巳ヨシヒロと、その兄の漫画家桜井昌一氏がつけたものだそうです。


昨日書いたとおり、検査入院した時、本ばかり読むのでは退屈だと思い、iTunes

Storeを見ていると

 Dvd

なる、映画があったのでiPad miniに入れていったら面白く、上の本を購入。


主人公は「勝見よしひろ」となっていますが、これはもちろん「辰巳ヨシヒロ」の事

す。主人公が漫画に目覚め、昭和60年の安保闘争の時まで描いてあり、もち

ん自叙伝でもありますが、漫画史でもあります。


登場人物も、手塚治虫、佐藤まさあき、松本正彦、石川フミヒロ、山森ススム、ミ

ッキ-・スピレーンに熱中する、さいとう・たかお等、彼らの交友、別れ、漫画の

表現に悩む姿、辰巳ヨシヒロの漫画から劇画への表現の考え等が描いてありま

す。


また、園田光慶、バロン吉本、はらたいら、真崎守等を出した「摩天楼」、「街」、

「影」、「日の丸文庫」の内側も書かれており、単なる自叙伝ではなく、これを読む

と、昭和60年までの「漫画史」ともいえます。


なお、戦後世相、美空ひばり、電気洗濯機、エアガール(昔のスチュワーデス)、

テレビの誕生。、石原裕次郎、映画の話なども描いてあり、昭和の風俗史として

読むこともできます。


1950年~60年代にかけ、月刊誌、週刊誌が発行されるにいたり、貸本屋が減

し、漫画文化が一転していきますが、できればそのあたりまで描いて貰えれば

は思ったのですが・・・・


上の「劇画漂流」、上、下巻で合わせて約800ページ、12年間の連載に及びま

すが、前にも述べたように、漫画史、風俗史として優れたものです。残念ながら、

辰巳ヨシヒロ氏は、本年3月、79歳で逝去されました。この本は、2008年に初

版発行されています。





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