「大和ことばで書く 短い手紙・はがき・一筆箋」~井上明美著
由紀さおりさんの歌に「恋文」というのがあり、「アズナブール流しながら この手
紙を書いています」という歌ですが、最後の文句がなんとなく、涙を誘います。
「拙き文を 読まれし後は 焼いて欲しく候」。途中の「何を見ても 貴男様を 思
い出して候」も良いですね。
と、こんな事を手紙で書かれたら、メロメロ。多分、筆か万年筆あたりで書いた手
紙でしょうが、字はもちろん流ちょうな文字。パソコンでは絶体にありません。い
まは、メールでやり取りしているようですが、比較になりませんね。
昔は、手紙がほとんどで、お宝鑑定団で、宮沢賢治の手紙、1億8000万という
のがあったそうです。
私も、字がヘタで、自分で何を書いたのやら、分からなくなって、という具合で、
手紙はほとんど書いた事がありません。
一筆箋(いっぴつせん・普通の便せんの半分くらいの便せん。)というのがあっ
て、私も、贈りものなど送られてきたとき、時々入っていますが、あれは、何とな
く、その人の人柄がわかります。(もちろん、女性からの贈りものですが・・・・)
この本、まづ「大和ことば」というのが、良いですね。「漢文」でもらっても、読み切
れなくて・・・
次に良いのが、「短い」。長い手紙を書こうと思ったら、心が重くなります。短いと
気軽にかけます。また、書き方の基本、文例などが載せてありますので、一冊持
っていると便利です。
昔、私が若かった頃(スマホなんて無い時代)、女性の方から手紙をいただき、
待ち合わせの場所に行ったら、なんと、和服での登場。あのときは、ドギマギす
るやら、惚れ直すやら。
婚活をしている女性の方、男子を落とすには、これくらいの手練手管が必要です
よ。メールで恋文?古いですよ。恋文は手書きでの「手紙」です。試してみてくだ
さい。
恋文の書き方が分からない?残念ながら、この本には載っていませんが、
由紀さおりさんの、「恋文」を参考に。
追伸:来週より、入院の検査がたて込むので、ブログは少々手抜きをします。
ご了承のほどを o(_ _)oペコ
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