「昭和天皇実録 第三」「昭和天皇実録 第四」~でました
先ほど、本屋さんに寄ってみたら、奇跡的に上の二冊が並んでいました。
「第一」と「第二」は今年の3月に出版され、入手困難なほど売れましたが、今回
は前宣伝もあまり見かけなく、忘れかけていたのですが・・・
出版日を見たら、平成二十七年九月三十日。という事は、奇跡的に早く、こちら
に到着したことが分かります。まさに、田舎の本屋さん(T○U○A○A)にしては
超奇跡。
今、買って来たばかりで、まだ全然読んでないので、本の帯と目次だけを、ご紹
介します。
「昭和天皇実録 第三」
●目次
巻七 大正十年一月~五月
巻八 大正十年六月~一二月
巻九 大正十一年
巻十 大正十二年
●表帯説明
二十歳を目前にした皇太子裕仁親王は、六か月の欧州巡遊に出発される。
各国首脳と市民から盛大な大歓迎を受ける一方、第一次世界大戦の惨禍を
目の当たりしに、戦争というものの悲惨さを深く胸に刻まれた。
帰国後、国民の大きな期待の中、摂政に御就任、あらたな日本の行く末を担
うことになる。
しかし、そこに待ち受けていたのは、空前の大震災、そして狙撃未遂事件で
あった。
●裏帯説明
欧州巡遊に出発
沖縄にお発ちより
大英帝国の植民地に寄港
英国王ジョージ五世の御奉迎
御買物・地下鉄の体験
大一次世界大戦の戦跡に立つ
ローマ法王と御会見
摂政御就任
大隈重信・山形有明の死去
英国皇太子エドワードの来日
北海道・四国行啓
台湾行啓
富士登山
関東大震災と戒厳令施行
虎ノ門事件 ほか
「昭和天皇実録 第四」
●目次
巻十一 大正十三年
巻十二 大正十四年
巻十三 大正十五年・昭和元年
巻十四 昭和二年
●表帯説明
関東大震災の翌年、裕仁親王は久邇宮良子女王と御結婚。
普通選挙法案可決、ラジオ放送開始と日本が発展していくなか、大正天皇が
崩御。
皇太子は二十五歳にして、天皇となる。
昭和と改元された新しい時代が、ここに幕をあける。
●裏帯説明
久邇宮良子女王と御結婚
猪苗代湖への新婚旅行
護憲三派勝利、清浦内閣総辞職
虎ノ門事件裁判判決
普通選挙法案可決
ラジオ試験放送の試聴取
樺太、山形・秋田・宮城に行啓
生物学御研究室の開設
照宮成子内親王誕生
岡山・広島・山口行啓
那須御用邸竣工
東京六大学紅白試合を御観戦
大正天皇崩御、昭和改元
金融機関、モラトリアム公布
小笠原・奄美行幸 ほか
ということで、少しばかりのご紹介でしたが、感のいい方は、大体中身が推察で
きるのではないかと思います。全然分からない方は、興味があるようでしたら、
お買い求めを。
なお、Amazonで調べたら、「第三」の方は、ベストセラー1位になっていましたの
で、購入される方は、お早めに。
「第五」、「第六」と「第七」は平成二十八年三月に出版される予定なので、お忘
れなく。
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