2015 「温泉神社秋の大祭」~雲仙市千々石町
今日は、千々石町の氏神様「温泉神社」の秋の大祭。千々石には、七つの名(み
ょう)があり、持ち回りで祭りを運営します。
最初に「大太鼓」「小太鼓:おっぱら」「鉦:チッカンカン」「謡:短い短歌」「ササラ:
竹踊り」の奉納踊りと、「いかがれ:赤ちゃんおんぶ」があり、その後、海岸の御旅
所まで、途中、奉納踊りを披露しながら行列巡行。
奉納踊りの様子です。以前は、子どもが多く、神殿前の広場は、いっぱいだった
そうでだったそうです。女の子の一年生が「鉦」を叩いていましたが、重くてもてな
いので、小さな鉦を使ったそうです。
「ささら」
「ささら」出演の皆さん、男子ですが、薄化粧。なんとなく、男にはもったいない
な、という男子も。ささらの棒も各地違うようですが、竹を二つに割って、ギザギ
ザをつけ、飾りをつけ、短い棒で擦り、音をだします。
「いがかれ」。こちら方面では、子どもの事を「イガ」と言いますから、「あかちゃん
おんぶ」。昔は、男の人が一杯機嫌でやっていて、面白かったそうです。
その間、神社では神事。
最後に、巫女さん、といっても当番名の女の子ですが・・・
最近、増えました。タブレットでの撮影。
子どもの履きものですが、昔は「ワラジ」を履いていたとか。多分、今のように舗
装してなかったのでしょう。御旅所まで行くのに、足が痛かったそうです。ただ、こ
の履き物では、カカトの部分が浮き上がり、やりにくいだろうな、と。
右は、宮司さんと、神官さんの履き物です。行儀のいい方は、履き物は反対にし
て上がりますが、それでは、神様に尻を向けることになり、失礼にあたるので、そ
のまま、上がっていいと、神社の総代さんから言われました。以前書きましたが。
という事で、出発ですが。拝殿の入口が狭いので、御輿をだすのも、一仕事。賽
銭箱も、御旅所まで運びます。
やっと出発。猿田彦さんもいます。
日本一の「桃太郎」さん。女の子でしたが・・・
御神輿は、現在、台車に載せ引っ張っていきますが・・・
昔は、神馬に御幣を載せ、御輿も担いでいたのですが・・・・
途中、奉納踊りを披露しながら。
昔は、御旅所まで写真を撮りながらついて行ったのですが、天気がよすぎ、歳の
せいか、ここらあたりまで付いて行くのが精一杯で、来年は、私が住んでいる名
の当番で、体力をつけなくちゃ!というところです。
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