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2015年9月 2日 (水)

「ひとつの言葉」覚書①~2種類の詩

Photo

今日のブログとは、全く関係ありませんが、愛野駅でもうすぐ「ロマンティク・ウエ

ディング」がありそうなので、一応写真を載せました。昨年の分です。


さて、「ひとつの言葉」という、詩or言葉があります。皆さんも、読めば思い出すと

思います。


この言葉について、以前触れたことがあります。自死した方の日記の最後に、こ

の言葉が書いてあったということです。→こちらをクリック


で、何でも調べないと気がすまない私。すると、いろいろありまして、少し情報が

綜し、ネットでみると情報が細切れになっているので、半年ばかり調べ分かっ

た事を書いてみたいと思います。結局詳細は分からなかったので、調べた分で、

「覚書」としました。


この「ひとつの言葉」には、2種類あり、Aパターン、Bパターンとします。



Aパターン

ひとつの言葉で 喧嘩して

ひとつの言葉で 仲直り

ひとつの言葉で 泣かされて

ひとつの言葉で あやまった

ひとつの言葉は それぞれに

ひとつの言葉を もっている


Bバターン

ひとつの言葉で 喧嘩して

ひとつの言葉で 仲直り

ひとつの言葉で 頭が下がり

ひとつの言葉で 心が痛む

ひとつの言葉で 楽しく笑い

ひとつの言葉で 泣かされる

ひとつの言葉は それぞれに

ひとつの心をもっている

きれいな言葉は きれいな心

やさしい言葉は やさしい心

ひいとつの言葉を 大切に

言葉を 美しく



ネットで、調べると、学校関係が授業、研修会、学校だより等
で、使っているのが

が分かります。


学校関係を10校ばかり調べると、Aパターンが2校、Bパターンが8校。

一般の方のブログでは、10人のうち、Aパターンが5名、Bバターンが5名。た

だし、一般の方の中には、学校の授業参観で聞いた方もおられます。


地域は、一般の方は分かりませんが、学校関係は、福岡、長野、大坂(2校)、山

梨、山口(2校)、あと不明と、どちらかというと西日本が多いみたい。


で、作者が「北原白秋」としているのが、14名。圧倒的に多いのですが、何という

詩集に出ているのか、記載してあるのは一つもありません。あと、谷川俊太郎1

名。残りは不明。


学校では一校のみ、「白秋とあるが、白秋には同じタイトルの別の詩があり、寅

さんの映画(男はつらいよ)、淀川長治さんの『好きな言葉』に挙げられている」と

いうのがあり、淀川長治さん、寅さんのことは、後で触れますが、これは一つの

キーポイントになります。


一般の方では、作者不明とし、「白秋に同じタイトルがある。宗教家伊奈教雄『風

の声 竹の声』にでている 映画の評論家淀川長治さんの『好きな言葉』にでてく

る」とありましたが、これも後で触れます。


さて、北原白秋作との記事が多いのですが、調べようにも、田舎の図書館には、

「白秋全集」も置いて無く、何という題の詩集かも分からず、結局は「北原白秋記

念館に電話。


「『ひとつの言葉』について調べているのですが、白秋が書いたという話なのです

が・・・・」

「以前にも何回か問い合わせがあり、調べましたが、その詩はありませんでし

た。」

「同じような題『一つのことば』というのはありませんか?」

「調べてみます」、ということで、待っていると翌日、丁寧なメールが届き、「今まで

何回か問い合わせがありました詩で、北原白秋の詩ではない事は確かです・・

一時かなり調べましたが、やはり分からず今日に至っております。

お尋ねの件ですが、北原白秋の詩に『言葉』という詩があります。


「言葉」

言葉かわい

綺麗な魔物

小さな魔物・・・・・・

※詩の一部ですが、結構長く続きます


収録は、童謡集「祭りの笛」。大正16年10月 アルス刊」、ということでした。


さて、Bパターンの詩は説明的で、冗長的すぎるのでは?ただ、学校で教えるに

はわかりやすいと思いますが。多分どこかの先生が付け加えたものでしょう。


学校関係は、研修会が多く、どこかの講師の先生がそれを教え、特に学校関係

に広がっていったと思います。


ネットで「ひとつの言葉」と検索すると、最初に「Yahoo!知恵袋!」がヒットし、「北

白秋の詩でしょうか。教科書にも載っているらしいですね。」と詩を引用してい

ますが、よく見ると、これも別のブログからの転用。


ネットを見ると、あちらこちらで、他のブログからの転用が多いようで・・・転用する

にしても、一応自分でお調べのほどを。私のブログも、時々間違っていますか

ら、ご注意を。


以前にも書きましたが、私の知人(学芸員)が大学の授業の最初に、いわれた

言葉が、「すべての学説は信用するな」だそうで、特にネットで調べ物をするとき

は、ご注意を。


多分「『ひとつの言葉』
覚書」は、3,4回に分けて書きますので、よろしければお

合いのほどを・・・「男はつらいよ」もでてきます。





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