結婚式~昔の写真より
以前、写真が趣味で、ニコンのF2なんかを使っていて、ネガがたまってしまって、
数年前、デジタル化しようかと機器を買ったものの品質が悪く、最近、又、少し写
真を整理しようかと思い立ち、新しい機器を買ってみたら、意外と使えるもの。
上を見たらキリが無いので、まあ、ここらあたりでと・・・・
で、写真を見ると、意外と面白いのがあり、一番上の写真は、もちろん結婚式
ですが・・・・
結婚は、地方、地方でやり方が違う所があり、うるさいところでは、結納の時、持
ってきた鯛が小さいとかで、買い直しをさせられたとか。
昔は自宅で、それから自治会の公民館ができてからは公民館で、いまは、結婚
式場での披露宴になりました。
自宅、公民館の結婚式は、地域を挙げての協力で、料理なども地域のご婦人方
が作った物で、あの頃は地域の連帯が強いものでした。私も自宅での結婚式に
呼ばれたことがありますが、とにかく狭くて、まともに歩けないような状態でした
が、司会もプロではなく、地元の人。余興も朝方まで続き、楽しいものでした。
「千々石町郷土誌」によれば、「婚礼は新郎の自宅で行われるのが普通で、当日
は夕方から儀式が始まり、先ず新郎は『婿入り』といって、新婦宅に至り、午後
10時あるいは午後12時になって、新婦は連嫁(つれよめ)という既婚の婦人に
連れられて新郎宅に至る。道中仲人または付き添いの男性が大声で「嫁ごドー
イ」「嫁ごドーイ」と触れながら歩く。これは道中花嫁を見てもらうためのものであ
る・・・」
この日は、式場が旅館で、写真は新郎が新婦を迎えに行き、式場まで歩いてい
る風景です。多分、この風景は千々石では最後だった記憶があります。もちろん
「嫁ごドーイ」の触れもありました。
なお、自宅で結婚式を挙げるときは、新婦が家の入口に入るとき、「釜蓋かぶ
せ」をおこなっていたそうです。
ほかの写真も、意外と昔の千々石風景を撮ったものが多く、整理をしながら、ご
紹介したいと思います。
なお、フィルムスキャナーは種々あり、価格、長所、短所もあるので、購入される
方は、Amazonでのレビューを参考にされたら如何かと思います。
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コメント
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何だか見覚えがある通りだなと思ったら今年の1月にさるいた「千々石商店街」ですね
http://ssiimm.livedoor.biz/archives/51938623.html
写真に写っている「田中鮮魚店」は私の記事にもありました(^^)
投稿: 心づくし | 2015年9月27日 (日) 20時09分
天川屋さんの下の方です。
30年以上前の写真だったかな?
「山中菓子店」が、まだ営業していた頃です。店主の山中さんは、残念ながら、50歳くらいで亡くなりました。シュークリームを、長崎から買いに来ていた方もいたのですが・・・
投稿: sugikan | 2015年9月27日 (日) 22時35分