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2015年8月14日 (金)

皇居の防空壕「御文庫附属室」をミュージアムに★立花隆

Img_20150814_0001_8

先日、「玉音放送」の録音原盤と、皇居内地下の防空壕「御文書庫附属室」の撮

影画面が公開されました。


の部屋で、8月10日と8月14日に御前会議がおこなわれ、ここで昭和天皇

戰争終結の「聖断」を示したわけです。この絵については、「御前会議」でネット

検索すると、すぐに見られます。

Img_20150814_0003_4


「芥川賞」の、又吉直樹氏が書いた「火花」が載っているので買ったのではなく、

「芥川龍之介追悼號」が当時の「文藝春秋」そのまま一冊分付録として載ってお

り、それが読みたくて、買ったわけですが、巻頭の文に「日本再生・五二  あの

夏の記録  立花隆」とあり、再映画化された、「日本のいちばん長い日」につい

て書いてあり、少ご不満らしく・・・


「現場の映画制作者たちのほぼ全員が、戦争を知らない世代であることを知り、

大丈夫かいななどと思いつつ見た。・・・役者にしても役所広司、山崎努、堤真一

には努力賞が与えられるが、木元(失礼catfaceコメントが入りまして、木元ではなく、

本木だそうです。最近の俳優は誰が誰か分からなくて・・・)雅弘の昭和天皇と松

原(これも、松坂だそうで、本当歳は取りたくないもので・・・weep桃李の青年将校に

疑問続出だ。・・・」


もっとも、前回の映画の出演者は、三船敏郎、笠智衆、志村喬、伊藤雄之助、加

藤大輔とか、本当の戦争体験者ばかりでしたから、演技は真に迫るのが、当たり

前で・・・


この「御文庫附属室」は、前回の映画の御前会議の部分も出て来ます。

Dsc_0827

立花氏の話は、ここで一番上の絵を描いた、白川一郎氏の話に変わり、上の絵

は、戦後17年たって、あの時の御前会議を公式には誰も記録していないという

事で、出席者の聞き取り、宮内庁の協力で現場の記録(絨毯の繊維の採取分

析まで)と、徹底して調べ描いたものだそうです。


その描かれたプロセスが、「文藝春秋」一九六九年一二月号に九ページの手記

として書いてあるそうですが、残念ながら、この本は入手出来ませんでした。


さて、立花氏はこの部屋を、「日本という国はあそこで完全に生まれ変わったの

である。天皇制も生まれ変わったのである。明治憲法国家はある意味であそこ

で滅び、昭和憲法国家への移行があの御前会議の御聖断とともにはじまってい

る。現代日本の出発点はすべてあの御前会議の天皇の決断とともにある。・・・」


その歴史的瞬間を記念するため、この文庫附属室と、玉音放送がなされた内務

政務室をミュージアムとして完全公開すべきだと考えている、という事です。

Photo

ここが、御前会議がおこなわれた部屋です。すっかり荒れ果ててしまっています

が、手入れも、補修もしないとTVで言っていたみたいです。


この内部の模様は宮内庁がビデオで撮ったものが、多分毎日新聞社からでしょ

うが、YouTubeで「宮内庁提供:皇居内『聖断』の防空壕 ほぼノーカット版」で

見られます。→こちらをクリック


確かに、これだけ歴史的な意義を持ったものなら、戦争を知らない世代が多くな

っていますから、ミュージアムにして、一般公開をと思うものです。


明日は「終戦記念日」。「敗戦記念日」ではないかという意見もありますが、正式

には、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。


【余談】

余談ですが、旧作の映画で「詔書」、「御名御璽」を写した部分がありますが、本

物とは少し違っているような・・・

Dsc_0837 Img_20150814_0004

左が映画の画面から取ったもの、右が本物です。


「御名御璽」は天皇陛下自ら押印されますが、「詔書」の文字の所に、印がかか

っているのが分かると思います。本来は文字にはかからないように押印します。

当時の昭和天皇の心情が分かるような気がしてくる「詔書」です。


なお、「詔書」に、書き込みがあったり、紙を貼って、その紙に別の文書を書いた

り、考えられないことをしていますが、旧作の映画をDVDで見て、その経過が

よく分かりました。


「日本のいちばん長い日」はノンフィクションとして出版され、映画化されたもの

で、私も読みはしたのですが、すっかり忘れていました。


なお、「最後の御前会議」の絵は「鈴木貫太郎
記念館」に所蔵してあるそうです。




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コメント

「通常よりも少し時間がかかって・・・」の2つ前でしたね。
やはり「・・・本木雅弘の昭和天皇、松坂桃李の青年将校は疑問続出だ。・・・」と、こっそり書き直しておくことをおススメします。
「文藝春秋9月号特装版」を念のため取り寄せ、先ほど手に取りました。
「九月特別号」と全く同じで、「特装版」のミスプリではなかったことが確認できましたので、少し時間がかかってしまいましたが、ラブコールとさせていただきました。
納得がいきましたらひっそりと、この投稿文を削除してくださいな・・・
o(*^▽^*)o

もうちょっと先も・・・ 松坂 ・・・ 
ブログ読者とやりとりを楽しみたいという気持ちの表れかと・・・(ノ∀`) アチャー

いつも、訂正感謝します。
対話があった方が、楽しいでしょう。
どこかの国と国のように、秘密裏にやるより。
お互いに、両足を棺桶を入れているような状態ですから、残り少ない時間を楽しみましょう ( ̄ー ̄)ニヤリ 

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