第65回「社会を明るくする運動」&第10回「雲仙市中学生弁論大会」~雲仙市
今日は、雲仙市南串山町のハマユリックスホールで、「社会を明るくする運動」と
「雲仙市中学生弁論大会」。
各町から選ばれた弁士達ですが、一学期末頃から練習しますから、大変です。
指導の先生方も、通知表など書く時期ですから、輪をかけて大変だったと思いま
す。
発表者は12名で、小学生6年生と2,3歳しか違わないのに、発表の内容、態度
は違っています。
発表を聞くと、「近ごろの若い者は」、とは言えないような、立派な意見ばかりでし
た。この頃が、扱いが一番難しい時期なのですが・・・
「三年後の私」。三年後といえば、高校卒業で、進学、職業選択で大変な時期な
のですが・・・18歳の選挙権の事にも触れていました。
「嘘の真実」。難しい題ですね。兼好法師の「徒然草」を読んで、考えたそうです
が、私は古典の文法が苦痛で、寝てましたが・・・人に優しくする嘘もあっても、良
いのではないかと。
「助け合うということ」。お父さんが事故で思うように動けなくなり、自分の考えが
変わって来たそうです。
「語り継ぐ」。お婆ちゃんから、小学校の時、戦時の事を聞いたそうです。TV、ネ
ットで見るのとは違い、実際に体験したお婆ちゃんの話は心に残っているそう
です。戦時中を知っている方が少なくなり、「語り継ぐ」事の大切さ。
「死の重みから学んだこと」。おじいちゃん、おばあちゃんが続けて亡くなられた
そうですが、「人に優しく、生きている事への感謝」
「伝えたい想いをかたちに」。バレーボール部だそうですが、部がうまくまとまらな
く、自分に厳しく、想いをかたちにし、大きな声をだしたりで、頑張っているそうで
す。
ここで、ちょうど半分。年寄りは、オシッコが近くなって・・・この間、南串中学ブラ
スバンドのアトラクション。
部員が9名で、はやり少子化の影響でしょうか?演奏はなかなか上手いものでし
た。これで、人数がもう少しいると、もっと素晴らしい演奏になるのですが・・・
「大切にするということ」。残念ながら、オシッコから戻ると始まって、全部は聞け
ませんでした。
「スタートライン」。中高一貫の学校に入学したそうですが、先生も厳しく、性格に
合わなかったのか、退学し地元の中学校に戻ったそうです。ここから「スタートラ
イン」ですが、良いんじゃないですかね。人生、曲がり角は誰にでもあります。
私は、曲がりくねって、迷路に入っていますが・・・
「ありがとう」。TVでかな、小さい子供が死んでいく時、「パパとママの間に生まれ
てよかった、ありがとう」と言ったそうです。感謝を忘れずに生きているか?仲間
に感謝、親に感謝、先生に感謝。「ありがとうは、みんなを笑顔にする」
「人間とロボットの共存化」。私たちのまわりを見ると、PC,ネット、最近はロボット
が普及して、介護などにも必要になってくるでしょうが、人間関係の大切さ、繋が
りを大切に。
「笑顔の中に幸せが」。障碍者、近所のお婆ちゃんとのこと、相互扶助の大切
さ。
「受け継がれるもの」。都会からの転校生で、最初は方言に慣れなかったそうで
すが、方言も「受け継がれるもの」で、今では、住んでいる所にも、誇りをもってい
るそうです。
このあと、若干の講評、成績発表、表彰とありましたが、成績は甲乙つけ難し
で、難しかったことと思います。
私、実を言えば18歳からの選挙権には疑問を持っていたのですが、中学生で、
これだけの発表が出来るなら、任せてもいいのかな、という感じを持ち、会場を
後にしました。
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