NHKk気になることば「サバを読み」の「サバの正体」★NHKアナウンス室編~チョット気になるニャン
今日は少し立腹です。何十年も社会保険料を払って、やっと、もらえたと思ったら
早くも、マクロ何とかで、減額。さらに、今日は、島原地域広域市町村圏組合か
ら、「介護保険料 納入通知書兼特別徴収(仮徴収)開始通知」で、一年間で、
83,400円の徴収ですよ。
安保なんとか法で国会を延長。あれで、何億かかるんですか。この国は、どこを
向いて政治をしているんでしょう。もう、怒らないとダメですね。近くの方は、デモ
に参加、遠くの方は、電話なりFAXなりメールなりで、抗議の声を挙げないとダメ
になりますね。
ということで、なんでも気になってきて、「気になることば」。さすが「NHKアナウン
ス室編」の本ですね。
「なぜ?豆腐も拳銃も『一丁、二丁』」、「動物の数え方 一匹?一頭?」、「ご注
意!『まで』の使い方」「イケメン どんな言葉!?」、「うざい定着?」、「失礼して
ないのに『失礼します』」、「おす!って何?」、「朝っぱらの『ぱら』って何?」、
「『故障中』はおかしい!」、「靴の中に履くのに『靴下』?」、「女でも兄弟(きょうだ
い)」、「みそ汁は、食べる?吸う?啜る?飲む?」「腕白はなぜ白い?」等々、て
んこ盛りで、知っておいて面白いことがたくさん書いてあります。
さて、一つだけ気になることが、「一階、二階、三階 数の読み方」。
「実は、『三階』は『さんかい』?それとも『さんがい』と濁りますか?
実は、「さんがい」が正しいのです。これは数に限らず、「神社」や「万歳」よのうな
熟語にも言えることです。『天下』の古くは「てんが」と濁って発音していました。
『ん』の後すべてが濁るわけではないのですが、そういう傾向があるために、『三
階』の場合は「さんがい」と濁るのが本来の読み方なのです」(下線は私)。
これ、今から数十年前、「千円」「二千円」「三千円」「四千円」。「三千円」だけが、
「さんぜん」と濁り、なぜか?とかなり調べたのですが、結局分かりませんでし
た。上の、「ん」の説もありましたが、「四千円(よんせんえん)」も「ん」がついてい
ても濁りません。「さんぜんえんだけ」が濁ります。
「三夏」、「三家」、「参加」、「惨禍」、「三角」、「三曲」、「参勤交代」、「三句」、「産
気」、「山系」、「参考」、「官界」、「謙虚」、「献金」、「新曲」、「真空」等々、キリが
無いので止めますが、「ん」の後の文字、濁らないのも多いのです。
なお、金田一春彦氏によると、「連濁」というのがあり、ウィキペディアによると、
「連濁(れんだく)とは、二つの語が結びついて一語になる(複合語)際に、後との
語(後部要素)の清音が濁音に変化する、日本語における音韻現象をいう。『と
きどき』、『いけばな』などがその例である。」と書いてあり、少しは納得、ですが。
「連濁はどの複合語にも必ず起きるわけではなく、さまざまな条件によって阻止
される。しかし、どの条件にも例外があり、また条件を満たしていても連濁のおき
ていない語も多い。」
という事で、まあ、ハッキリした法則は無い、という事でしょう。
ところで、「三分」は「さんぷん」、と読みますが、「三分の一」は、なぜ、「さんぶん
のいち」と濁るのでしょう。
あ!失礼、「分」は「ぶん」とも読みますね。
最後に「二十四の瞳」は「にじゅうよんのひとみ」と読むのでしょうか、「にじゅうし
のひとみ」と読むのでしょうか?この歳まで、間違って読んでいました。お恥かし
いニャン
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