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2015年6月 6日 (土)

雲仙市文化連盟設立10周年記念「二胡の会 ミニコンサート」~雲仙市千々石町公民館

Dsc_0606

今日は、昨日の続きで、雲仙関係を書こうと思ったのですが、調べると少し難し

い問題があり、関係者の所に行ったら、土曜日でお休み。


というところで、今日は、雲仙市文化連盟設立10周年記念の、ミニコンサートが

あったので出かけてみました。


雲仙市は、国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町(前にも書きましたが、愛野だけは

「ちょう」でなく「まち」と読みます)、千々石町、小浜町、南串山町の7ヶ町が合併

をし、いまも各町文化協会はありますが、協力していこうということで、「雲仙市文

化連盟」が生まれました。


十年一昔といいますが、あれから十年で、ミニコンサートが千々石町で開催され

ました。演奏は南島原市を中心とした「二胡(にこ)の会」の皆さん。


「二胡」というと中国の楽器で、

Dsc_0627_2

こんな感じで、矢印の所、胴体になりますが、ここがニシキヘビを使ったもの。

ワシントン条約をみると、「日本への持ち込みが規制されているもの」の「加工

品・製品」で「持ち込むには許可書などが必要なもの」のなかに、「胡弓(ニシキ

ヘビの皮を使ったもの)」としてあり、持ち込むのは、ほとんど難しいというお話し

した。


弦はスチール製で二本。ギターみたいにフレットはありません。三味線と同じで

す。擦る弓はバイオリンと同じで、馬の尻尾の毛を使っています。


長崎は昔から中国との関係が深く、新地中華街などもあり、以外と身近な楽器

なのですが、私としたことが、恥ずかしくも「二胡」と「胡弓」を同じ楽器と思ってい

たら、違うんですね。「二胡」は中国の楽器、「胡弓」は日本の楽器でた。広義

の意味では、弓で擦って音をだす楽器を「胡弓」と言ったらしいのですが・・・・


YouTubeをみていたら、やはり「二胡」と「胡弓」を混同したものがあり


胡弓のみの演奏→こちらをクリック  三味線を小型化し、弓で弾いているような                             

                       感じ

二胡のみの演奏→こちらをクリック

胡弓と二胡の合奏→こちらをクリック

二胡を胡弓と表記している演奏→こちらをクリック


なお、主宰者で「支那の夜」を演奏するよう希望したらしいのですが、「支那」は

「中国」の蔑称になるという事で、これは絶体演奏しないそうなので、二胡の演奏

をお願いする場合は、注意してください。


二胡の音は、何となく哀愁をおびて、良い感じの音です。「川の流れのように」

「涙そうそう」「シルクロード」に混じえて、「何日君再來」「夜来香」の演奏もありま

したが、歌と違ってまた良いですね。


私も「ニコ」は持っているのですが、こちらは、ブラブラしているだけで、音は出ま

せん。何の事か?分からなかったら、ご主人、恋人の方にお聞き下さい。


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