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2015年6月 3日 (水)

歴史の真実とは?

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さて、以前に「幕府」という正式な名称は、江戸時代にはなかったとか、鎌倉幕府

「1192年(イイクニツクロウ)」ではなく、「1185年(イイハコツクロウ)」だと

か、書きましたが、この手の本が増えてきました。


一つには日本歴史の見直し、もう一つは、郷土研究をしている方に聞くと、若い

頃は興味がなかったが、定年になって興味を持ちだしたとか。団塊の世代が定

年を迎えていますから、いわば、日本または郷土のルーツ捜しに興味を持った

のでしょう。私もそうですが。


伊沢元彦氏の「学校ではおしえてくれない日本史の授業」を読むと、「大和」と「邪

馬台国」の事が書いてあり、「邪馬台国」を当時(三世紀)の中国語の発音で読

んでもらうと、「私が耳で聞いた音をできるだけ日本語に近い音で標記すると、そ

れは『ヤマド』となります。」という事で「原点資料が書かれた時代の発音から見

ていくと、邪馬台国と大和朝廷は関係があるのかないのかという議論自体が無

駄な議論」だということになるわけです。

ですから、歴史の再検証が必要だという事になってくるわけです。


「歴史常識のウソ」では、「人物にまつわるウソ【日本編】【世界編】」「戦乱と歴史

のウソ」「歴史教科書のウソ」「政治と事件のウソ」「伝統と起源のウソ」「行事・習

慣のウソ」ということで書いてあります。


例えば、「吉田松陰が松下村塾を設立したというのはウソ」、いまNHKで放送して

いるみたいですが。「西郷隆盛の名前が本名というのはウソ」「織田信長が焼き

討ちで比叡山が全焼したのはウソ」「大化の改新が645年だったのはウソ」。

「合戦で刀が頻繁に使われていたというのはウソ」。「江戸時代に『士農工商』と

いう身分制度があったというのはウソ」。


これ、どこだったか研究した人がいて、ウル覚えですが、応仁の乱から、島原の

乱まで負傷者の数を調べると、矢、槍、薙刀、投石が多かったそうで、考えてみ

れば、刀では、甲冑なんて簡単に切れませんよ。刀で、兜割をしているのを見ま

したが、あれは台に動かない兜を置いて斬るもので、動いている相手にあんな

事は出来ません。


刀は、矢がなくなったり、槍が折れた時、また、倒した相手の首を取る時に使った

ものだそうです。


さて、この本に一枚の写真が載せてあって

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例の「フルベッキの写真」で、西郷隆盛、大久保利通、井上肇、江藤新平、勝海

舟、坂本龍馬、桂小五郎、高杉晋作等、そうそうたる人物が写っていますが、こ

の写真には、説明は付いていませんでした。まったく、お騒がせな写真ですが、

昨年も、この写真が真実である、という本が2冊ほど出ていましたが・・・


「書き替えられた日本史~『昭和~平成』でこんなに変わった歴史の教科書」は

「覆された日本の定説」「あの歴史用語はこう変わった」「あの肖像画はいったい

誰?」「新事実により教科書の記述も変わった!」「教科書でも変わりつつある人

物評価」


内容は「『ゴッドハンド』捏造事件が考古学と学校教育に与えた衝撃」「革命的な

戦法『三段撃ち』は創作で、勝敗を分けたのは明解な力の差」「大阪の陣で活

したあの武将は、実は自らを「幸村」と名乗っていない」、これは「ウソ」の方に

「真田幸村が『幸村』と名乗ったのはウソ」とあります。その他、様々な事柄が

書いてあります。


両方とも500円(税別)チョットで、話題も一つにつき、半ページから3ページ程度

の記事ですから、気楽に読め、え~、そうだったのか、という所もありますから、

に、昭和生まれで日本史を取った方は、ご一読を。


なお、「島原の乱」につき「島原の乱が宗教戦争だったというのはウソ」「幕府の

意図が分かるにつれて、『島原・天草一揆』に表記が変わる」。紙面の関係で、少

し書き方が荒く、何れは、私も触れるつもりですが。


「踏絵と絵踏・弾圧の嵐が吹き荒れた当時から用語の混乱が存在した」。着
想は

良いのですが、詳しくは、片岡弥吉全集に「踏絵・かくれキリシタン」に、詳細に書

いてあります。また、分かりやすくは、森永種夫氏校訂の「長崎古今集覧」にも、

載せてあります。


さて、「元軍が負けた原因が神風というのはウソ」「蒙古襲来絵図の元軍と騎馬

武者との戦闘シーンはウソ」、一方は「文永の役・弘安の役では暴風は吹いた

が、文永の役は元軍の威力偵察だった?」。私たちの教科書では、「神風」が吹

いたと書いてありましたが、ウソを教えられた私たちはどうするの、と言いたいと

ころです。


詳細が知りたい方は、今年発行された、服部英雄氏
の「蒙古襲来」をお読みくだ

さい。本の帯には「『神風』が吹いた。果たして、それは真実か。『蒙古襲来絵詞』

には、暴風は描かれていない。」とあります。(私、途中までしか読んでいません

が・・・・)


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