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2015年5月25日 (月)

神社を遊ぶ~千々石町天満宮 その二

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こちらが、本殿になます。随分、貧弱な感じですが、平成三年の台風19号で

害を受け、改修されたものです。

扉は新しく、2~3年前、拝殿を改修したので、その時修理したものかな?


階段の下に見えるのが、大正十五年に建てられた鳥居。右の写真が、上がって

来たところ。ここまで登って来るの、この歳では大変です。もっとも、楽して、横の

近道かきましたが・・・・

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左右に手を洗うための「御手洗(みたらし)」、右は「函盤」と書いてありましたが、

水を入れるから「水盤」なのでしょうが・・・左は、花形のシャレたもの。


真ん中の赤の矢印の二つ、この間も書きましたが

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左が2行書きで、「寛延四(1751)辛未五月日」「社僧音(春?)栄」。右が「肝煎

田中文? 田中平助」の文字。写真では、ほとんど読めませんが。


ここが創建されたのが、寛永二十年(1643)と言われていますから、神社ができ

から、約百年後になります。


この神社の土地は一時国有になりますが、地元の努力で払い下げを受けていま

す。


本殿の土台ですが、この石垣の見事なこと。さすが、千々石は昔、石工さんで有

名な所でした。

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ところで、下の矢印の所、何のためにあるのか、気になるのですが、ひょっとした

ら、こが、昔の本殿の土台になるのか?

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小さな田舎の氏神様の神社ですが、手の込んでいる彫りもので、見事なもので

す。


屋根の瓦を見ても、菅原道眞公のご紋です。下の彫りものも、手を抜いていませ

ん。

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軒瓦もちゃんと、梅のご紋です。

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拝殿も、本殿もかなり傷んで、この本殿も直そうかという話もあったのですが、こ

れだけのものは、地元の大工さんも出来ないとか。宮大工さんでなければ、とい

事ですが、先立つものがという事で・・・・


ここに、「一千年祭記念」の碑があって、これが明治三十五年。もう一つが、「千

五十年祭 神殿拝殿 改修記念」、これが昭和二十八年十月の日付。計算が合

いません。


ネットで調べて見ると、「一千年祭」が、明治32年、33年、35年。「一千五十年

祭」が、昭和26年、33年と各地でバラバラ。計算も合いませんが、どうしてでし

ょう?

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ここに「なぎ」の木があって、この前、歴史専門の方の話では、ここらあたりで

珍しい木だとか。他の所では、神木になっているところもあります。

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ひょっとしたら、海外との関係も・・・・という事でしたが、一の鳥居の「華表」の文

字といい、なにか、ただものではないという感じの神社です。


神社は、鳥居の形式とか、建物の作り、注連縄もいろいろあり、素人にはなかな

か分かりづらい所があり、せめてもは「神社を遊んで」みませんか。お金もいらな

いし  


皆さん方も、お近くの神社を調べられては?なかなか、面白いものがある神社

たくさんありますよ。小さいところも、注意して見てください。



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