« 「たびねこ」~さとうあすか著★ボールペン画クリエーター | トップページ | 「時には母のある子のように」~詩・伊奈かっぺい »

2015年5月11日 (月)

「昭和天皇実録 第一巻・第二巻」~読書中

1 Img_20150511_0002

「昭和天皇実録」が発表されていたのは、知っていたのですが、どうせ、東京で

閲覧できるくらいで、私の如く、下々の平民には読む機会は無いだろうと思って

いて、3月下旬、Amazonを覗いていたら、出版されていたので、慌てて注文。


値段を見たら、なんと、1,890円(税抜き)ですよ。しかも箱付きで、両方とも約

700頁程度、びっくりしました。多分、出版されたら、○万円はするなと思ってい

たのですが・・・・


で、Amazonからは、4月上旬到着予定だったのが、待てど暮らせど到着せず、4

月の下旬に、5月の上旬に発送するとのメール。


到着して、開けてみたら、これ、ホンマに1,890円?という本。という事で、読み

かけの本もあったので、今やっと読み始めたところです。


今回の発売が、第一巻(明治34年4月29日・昭和天皇がお生まれになったっ

日から大正2年12月)、なお、大正2年12月29日に「この日、『博物博士』にな

たいとのご希望を側近に洩らされる。○東宮殿下御言行録」となっています。

昭和天皇12歳の時ですから、今の子供よりしっかりしてますね。


第二巻が大正3年から大正9年まで。大正9年12月31日「三十一日 金曜日 

積雪につき、午後、御座所前庭に高さ八尺の雪だるまをお作りになる。○東宮

侍従記」。ここの所、普通の子供と一緒ですね。


この「昭和天皇実録」は第十八巻までと索引1冊で、全19冊になる予定ですが、

マスコミで話題になった、戦前、戦中、戦後の事はまだ先です。

入手がされにくいみたいなので、一応出版の予定を書いておきます。


平成27年9月刊~第三巻(大正10年~12年) 第四巻(大正13年~昭和2年)

平成28年3月刊~第五巻(昭和3年~6年) 第六巻(昭和7年~10年)

            第七巻(昭和11年~14年)

平成28年9月刊~第八巻(昭和15年~17年) 第九巻(昭和18年~20年)

平成29年3月刊~第十巻(昭和21年~24年) 第十一巻(昭和25年~29年)

            第十二巻(昭和30年~34年)

平成29年9月刊~第十三巻(昭和35年~39年)第十四巻(昭和40年~44)

            第十五巻(昭和45年~48年)

平成30年3月刊~第十六巻(昭和49年~53年)第十七巻(昭和54年~58)

            第十八巻(昭和59年~64年)

平成31年3月刊~索引

あくまで予定です。


書き方は次の様な感じになります。最初の所です、明治34年4月29日。

「二十九日 月曜日 東京市赤坂区青山の東宮御所内御産所において皇太子

嘉仁親王大正天皇(注:大正天皇は2行書き)の第一男子としてご誕生になる。

この日皇太妃節子貞明皇后(注:貞明皇后は2行書き)には午前より御出産の徴

候あり、午後三時四十分侍医相磯慥の拝診をお受けになり、七時頃御産所に入

られる。・・・」という書き方ですが、


大正4年12月21日「午後、芝生のコートにおいて常次官・出仕をお相手にテニ

スをされる。二十三日午後にも行われる。○東宮侍従日記」、とありますが、大

正4年でテニスをされるとは、随分早いですね。14歳の時です。今上天皇がテニ

スを好まれるのも、昭和天皇の影響でしょうか?


さて、良く言われるように、この「実録」には、行間を読む必要があり、いろいろ本

があったのですが、適当に見て保阪氏の本を。保阪氏は次の5点について、「こ

の前提を踏まえて実録を吟味していくと、そこから従来とは異なるさまざまなこと

が浮かびあがってくる。」とし、


(一) 「民」の側の刊行にみられない国家所蔵の記録文書を使っている。

(二) 史実の確定について政治的、歴史的な判断を行っている。

(三) 昭和天皇像を明確にしておき、それにもとづいて記述を進めている。

(四) 引用史料の列記が曖昧かつ不正確な面がある。

(五) さりげない記述の中に重要な史実が隠されている。


この本も、まだ全部は読んでないのですが、いずれにしても、「実録」の副読本が

必要な感じです。

Img_20150511_0003 Img_20150511_0004

考えれば、信長、秀吉、家康、何れも時代の実力者で、天皇を廃そうと思えば、

できたはずなのですが・・・家康は「禁中並公家諸法度」の最初に「天子諸芸能之

事、第一御学問也。(天子がおさめるべきものの第一は学問である)・・・・・」と、

天皇の政への関与を縛っていています。明治維新以降、天皇が中心になって

いきますが、田原総一郎氏は「なぜこの国では天皇は一度として排除されること

なく存在しつづけたのだろうか。さまざまな野心に燃え、支配力もあり、いささか

でも危険な存在は躊躇なく取り除いた権力者たちが、なぜ例外なく天皇を存続さ

せたのだろうか、これはそれぞれの恣意的ではなく、世界に類のない日本民族

の特殊性と言えるのではないだろうか。」と書いています。


私もここのところ同じ疑問を持っていて、日本民族にとって「天皇」の存在とはな

にか、少し考えたく、「昭和天皇実録」を買っているのですが、この4冊だけでも、

むのは大変ですよ。まあ、全部買っても、4万円弱だから、内容に比べれば安

ものですが。




« 「たびねこ」~さとうあすか著★ボールペン画クリエーター | トップページ | 「時には母のある子のように」~詩・伊奈かっぺい »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/577450/61575594

この記事へのトラックバック一覧です: 「昭和天皇実録 第一巻・第二巻」~読書中:

« 「たびねこ」~さとうあすか著★ボールペン画クリエーター | トップページ | 「時には母のある子のように」~詩・伊奈かっぺい »

フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログランク参加中クリックしてね

最近のトラックバック

amazon

無料ブログはココログ