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2015年4月13日 (月)

古文書研究会ニ入門之事

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南串山町(現雲仙市)の馬場庄屋に残る古文書のことは、以前にもご紹介しまし

た。

①→こちらをクリック 

②→こちらをクリック


この、馬場庄屋の読み下し、解釈をしているのが、古文書研究会の方で、少しは

読めれば面白いだろうなと・・・


この、古文書研究会の一人が、私の近所におられるT先生で、時々、立ち話で、

冗談半分(本気半分)で、入会しようかな、といったら、さっそく上の様な古文書の

コピーが、どっさりと。


私、これを材料に研究していくかと思うと、皆さん、ベラベラ読んでいくんです
ね。

読んでんでいる所を、必死で書いていっても、追いつきません。


ところどころ、分かる所はあるんですが・・・・

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一行目は、「伊勢海老」、二行目は「酒壱斗」ですね。確か。


ここで気づいたのが、わたしたちは、「一,二,三、二十」と書きますが、昔は、

「壱、弐、参、廿」です。ここらあたり、頭の切り替えが必要ですね。


さて、話変わって、私たちは昔の人は、文字がロクに読めなかったと思いがちで

すが、

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左の本には、「江戸時代の民衆の多くは、寺子屋のおかげで読み書きができ

た?」。かいつまんで書くと。


江戸時代は、武士の師弟が学ぶ、幕府の学問所、各藩の藩校と、民間の私塾

の寺子屋があって、庶民の識字率を上げたのが寺子屋で、将軍吉宗の時は、

戸だけでも800もあったそうです。


「農村などでも、骨身を削るようにしながらも、六~七歳になった子供を寺子屋に

通わせる家は少なくなかった。」そうです。


なお、これは、商品経済の発展で、勘定、見積書作成などの能力が求められ、

農業にも農業書を読む必要性があり、また、農村の子供が商家に奉公する機会

も多く、手代、番頭に昇格するためには「読み・書き・算盤」の基礎学力が必要だ

たという事だそうです。


右の本には、寺子屋では、入門料や師匠への謝儀は、一応の決まりはあるもの

の、「銭で納めるとは限らず、農村部では農作物が多かったようです。同じ寺子

屋に通っていても、謝儀を月々納めている家もあれば、収穫期に渡す家、たまに

しか渡せない家・・と納入額も納入期も様々でした。このため、かなり経済的に苦

しい層からの就学も可能で・・・」とあります。

私たちの常識、もう一度考え直す必要がありそうですネ。


さて、話、元に戻って、研究会の時、皆さんベラベラ読んでいきましたが、これ

は、順番に読んでいるみたいで、そのうち、あなたにも読んでいただきます。と言

われ、これには、ガ~ン。


まあ、チンタラ、古文書入門の本を読みより、これくらい鍛えらなければ、上手に

なれないでしょう。という事で、必死に勉強しなければならないので、一年間くら

いは、時々、ブログの手抜き、ずる休みをします。


とにかく、江戸時代のガキに読み書きできたものが、私に出来ないはずは無い。

という事で、がんばってみます。


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コメント

こんばんわ。 中々面白そうですね。 でもやはり大変そうです。
漢文だけのもあるのですが、それも読みにくく、道の端にある道しるべも変体かな文字で書いてあるし。
でも最後の「江戸時代のが、、子供たちに読み書きできたのが、自分にできない訳ない」
この気持ち好きです。 頑張ってください。

こんばんは
道しるべ等、石碑については、少しばかり読めるようになりました。
まあ、日本語だから、なんとかなるだろう、とは思っていますが、難しいですね。専門家でさえ、読み方の違いがあるそうです。
でも、できるだけ頑張るつもりではあります。
ご声援、ありがとうございました。

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