「わかる!和華蘭(わからん)」~長崎新聞社刊
4月20日(月)の長崎新聞
かなりのスペースを割いての宣伝。なにかと思えば、「わかる!和華蘭」という本
の宣伝。
「和華蘭(わからん)」、長崎の方はご存じでしょうが、長崎は江戸時代、唯一外
国に開かれた窓で、その交流で、料理等、長崎の文化が発展したわけですが、
「和」は日本、「華」は中国、「蘭」はオランダ(漢字で阿蘭陀)、ポルトガル等で、
全部合わせて「和華蘭」。最近は、語源で世間を賑わせている「トルコライス」も
ありますが、これは、近年のこと。
さて、新聞を読むと、最近発行完結した「新長崎市史」を、読みやすくしたものだ
とか。
長崎で出版されたのなら、T○○○YAにあるかと思ったら、田舎の悲しさ、ありま
せんでした。次の日も行ったら、まだ、ありません 。
限定2000部という事で、購入は書店、長崎新聞センター、長崎新聞出版室とあ
るので、長崎まで行くのは時間がもったいないし、町内の新聞屋さんに昨日頼ん
だら、今日届いていました。
なお、新聞屋さんが長崎新聞に電話をしたところ、電話に出た方、この本の事、
知らなかったそうで、出版局に電話を回したら分かったそうですが、長崎新聞社
に勤務している方、長崎新聞を読んでない方もいるんですかね。
一番上の写真右の「新長崎市史」、4巻ありますが、私は関係ある「第二巻 近
世編」しか持っていませんが、お値段が8000円、重さが3,1㎏、ページ数が
969ページ。あなた、3.1㎏の本を読むのは、年寄りには重たくて・・・・・
「わかる!和華蘭」は900円(税別)、0.7㎏、265頁。中身は
2頁に一つの話題が載っていて、「自然」「先史・古代」「中世」「近世」「近代」「現
代」「総合」に別れていて、「新長崎市史」の中から、厳選された100の話題が載
せてあります。
写真なんかも沢山入れてあって、長崎市の発展の歴史が、よく分かり、長崎入
門の一冊といえるでしょう。長崎の歴史を、手軽に知りたい方は、是非お読みく
ださい。
« 「しんらんさま」~島倉千代子 | トップページ | 「京大芸人式日本史」~菅広文著 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 島原半島に関する三冊の本(2024.05.05)
- 気まぐれ資料館~次は「草双紙」の世界(2023.01.15)
- ザッとした読書感想文なのですが(^_^)(10月~11月中旬読了)(2022.11.13)
- 落語「紀州」の原典は松浦静山「甲子夜話」?(2023.09.19)
- 「積ん読」の効用(2022.08.19)
「歴史」カテゴリの記事
- ちょっと大変~古文書(こもんじょ)の出版に向けて(2023.08.24)
- NHK朝ドラ「らんまん」を見ながら・・・(2023.08.10)
- 島原ぶらり~ひな祭りなど(2023.02.23)
- 慶長より寛文に至る間 キリシタン宗門殉教者並に召捕の場所~「切支丹宗門の迫害と潜伏」(姉崎正治著)より(2022.12.06)
- 島原城築城400年~島原市(2022.12.01)
私も購入しようと近所の本屋さんに行ったのですがありませんでした
やはり長崎市内でも大きな本屋さんにしか置いていないみたいですね
今度浜町に行ったら「好文堂」で買いましょか(^^)
投稿: 心づくし | 2015年4月22日 (水) 22時30分
こちら、今日になっても、本屋さんに並んでいません。
多分、雲仙市だから、本屋さんが発注していないのかな?
投稿: sugikan | 2015年4月23日 (木) 22時42分