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2015年3月 6日 (金)

ちょっと気になる「週刊誌」記事~「腸内フローラ」「コレステロール」「スマホ・PC受信料」

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買う気は無かったのですが、歳取ると、健康問題について書いてあると、つい買

ってしまって・・・・


週刊現代。一番上の行「がん・糖尿病・肥満・
老化 何にでも効く『腸内フローラ』

真実」。これ、先日、NHKでも放送していたと思います。


「腸内フローラ」とは「腸内に生息している細菌の生態系」だそうで、要するに、腸

内にいる腸内細菌のことでしょう。


腸内細菌には、良い働きをするもの、悪い働きをするものがいるそうですが、

まだ研究中なのかな?肥満、がん、糖尿病、この糖尿病については、臨床試

験をやっていて、実用化も近づいているようです。


老化にも効果があるらしく、「閉経後の女性101名を対象にした試験で、エクオ

ール(注:エクオールという物質をだす腸内細菌がいるらしいのですが)を3ヶ月

間服用することで、シワが改善する結果が得られた」という、某製薬会社もある

そうです。サプリメントでネットで買えるそうです。


うつ病等にも効き、人間の性格、行動も変えられるかも知れないということです。

なお、腸が大切だという事は、以前から言われており、藤田紘一郎氏の本

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右は主にウンチについてと、現代人の「超清潔志向」で生きる力が弱った事につ

いて、書いていますが、左の本は、モロ、腸と脳の関係について書いています。


前書きで、

「・・・そして、脳をコントロールするときに大切な役割を果たすのが『腸』です。

私は最近、脳内幸せ物質であるセロトニンやドーパミンが腸で合成され、その

駆体が腸内細菌によって脳内に運ばれていることを報告しました。腸内細菌

バランスよく大量に存在しないと、私たちは幸せな気分になれません『幸せ』を作

っているのは腸だったのです。」とありますが、この本まだ途中までしか読んでな

いので、また後日。この本の発行が2012年で、やっと、腸が、本格的に、日の

目を浴びて来たみたいです。


さて、週刊ポスト、「コレステロール250mg/dlでも健康体だった」。以前、血圧の

件で、「147」は健康かで、人間ドッグ学会と日本高血圧学会で、論争になりまし

たが、結局、人間ドック学会は「あくまで目安」と言うことで、沈静化下みたいです

が・・・


今回は、コレステロールです。

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             (「週刊ポスト」より)

日本動脈硬化学会では、脂質異常症の人に対して、「動脈硬化疾患予防ガイド

イン」(12年版)では、食事からのコレステロール摂取を「一日200㎎以下」に

限しているそうです。07年版のガイドラインでは、300㎎(治療初期の場合)、

厳しくなってます。


新聞にも載っていましたが、米厚生省と農務省が5年ごと改正する「米
国人のた

めの食生活ガイドライン」では、「食事からのコレステロール摂取を制限しても意

味がない」ということでした。


なお、これによりガイドラインで「一日300㎎」という制限は削除される見込みに

なったそうです。


米国心臓病学会、米国心臓協会では、13年に策定した新ガイドで「『悪玉』と呼

ばれているLDLコレステロールを下げても心筋梗塞などの心血管疾患が治療、

改善される根拠はない」という事で、「血中コレステロールが高いと動脈硬化が

進む」という仮設は撤廃されたそうです。


日本でも、米国学会と同立場を取るのが、日本脂質栄養学会で、「コレステロー

ル値が高い群ほど癌や脳卒中、全死因による死亡率が低い」・・・・「むしろ『コレ

ステロール値は長寿の指標』であり、『コレステロール低下医療は不適切』」と主

張して、日本動脈硬化学会と対立しているそうです。


東海大学名誉教授の大櫛氏のグループは、全国健康実施機関から集めた70

万人の結果解析から、30代前半で170㎎/dl、60代前半の男性で183㎎/dl、

総コレステロールはそれぞれ、250㎎/dl、267㎎/dl(上の表参照)までが、基

準値だったそうです。今までの基準と比べると、ずいぶん違います。(上の表を参

照)


最後に気になるのが、「NHK『
スマホとパソコンから受信料』のやり放題」。

16年から番組をネットで配信するなど、インターネットサービスをするそうです

が、これに伴い、ネット利用者からも受信料をするようになりそうです。


放送法第64条に「協会の放送を受信できる受信設備を設置した者は、協会とそ

の放送の受信についての契約をしなければならない」とあるそうです。


ですからTVはもちろん、ワンセグ機能のスマホ、TVチューナー内蔵のパソコンも

勿論ですが、「(総務省)はテレビのない世帯からも料金を徴収する検討を始め

る。パソコンなどネットを持つ世帯に納付義務を課す案のほか、テレビの有無に

かかわらず全世帯から取る案も浮上している」(総務省放送政策課は「まだ何も

決まってない」と記事を否定)という事ですが、誰が、「はい」といいますか、官

が、如何に国民との生活感覚と違ったものか、ご存じのはずです。

とにかく、これには絶体反対しましょう。



(参考:文引用「週刊ポスト」「週刊現代」「脳はバカ腸はかしこい~藤田紘一郎

 著」より)



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