「センゴク一統記 第11巻」発売
え~、第一巻目からご紹介をしたので、ここで、止めるわけには、いかないでし
ょう。発行日は2月6日になっていました。
先日、NHKの番組、歴史秘話ストリアで、「美しき武将 戦国アニキの秘密~長
宗我部元親 信長・秀吉と戦う~」という番組を放映していましたが、こちらのマ
ンガにも、いよいよ長宗我部元親が、本格的に登場してきます。
主人公の、仙石権兵衛秀久は2000名ばかりで、天正11年(1583)に「引田
(ひけた)城」に、入城をしているみたいです。
仙石勢は、仙石勢1000名、森勢500名、淡路衆500名の合わせて2000名。
対して、長宗我部勢は20,000名。
折しも、本土では羽柴秀吉と柴田勝家の、賤ヶ岳の戦い直前。もちろん、秀吉側
からの後詰め(後方に控えて救援をする兵)はなし。
長宗我部は、秀吉の将が讃州に入ったことを聴き(仙石勢のことです)、「秀吉の
子飼い討死にせしめば、秀吉も手痛かろう」という事で、長宗我部軍二万のうち、
別働隊5000名を向かわせます。引田の戦いの始まりです。
こんな感じで、進軍してくるわけですが、5000名対2000名の戦いです。
これに対し、仙石勢は、横の方から、攻めることを考え、一応、勝ちますが、
本隊が出て来て、20,000名対2,000名ですから、到底かなうはずもなく、敗
戦を余儀なくされます。と、ここまでが11巻目ですが、これから先の、仙石権兵
衛の運命や如何に、というところですが、過去のことですから、結果は分かって
いるのですが・・・・
まあ、歴史小説の面白さは、残されている文書等を、作者がどう料理していくか、
いろいろな作者が、同じ人物を描いても、一人一人書き方が変わって来ます。
さて、作者の宮下英樹氏、このあと、仙石権兵衛をどう描いていくか、ここまで読
んだら、最後まで読むしかないっしょ。
★一応こんな関係です・・・・もちろん仙石権兵衛は、秀吉の家臣です。
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