2015 「緋寒桜郷まつり」~雲仙市国見町神代小路(くうじ)
2月21日から、雲仙市国見町神代小路で「緋寒桜郷まつり」が始まっています。
これから先の予定は、3月8日までが「江戸つばき展」、3月4日~8日までが「雲
仙市国見町四人絵画展」「国見町小・中学生絵画展」、3月1日が「波佐見ベンチ
ャーズ」「落合みつを&福島真砂LIVE」「オカリナ・マルメロ」の演奏会。2月28
日、3月1、7、8日が「わが店一番」、3月1日が「吟行俳句大会」、「鎧武者歩き」
3月31日まで「掘ったばい!島原半島」、考古関係で、いよいよ卑弥呼が使った
そして、2月22日(過ぎてしまいました)が、「フラダンス」「津軽三味線演奏」「ひょ
っとこ踊り」「郷土芸能鳥刺し」。
小雨が降り、調子が悪く、どうしようかと思いながらも出かけました。
めずらしくも、最初が「カヒコ・フラ」。古典フラです。現代のフラとは違い、「源流が
どこにあったのか、言い伝えなどでハッキリとしている。ハワイの音楽は、西暦三
〇〇年頃にハワイの諸島でおこなわれ始めた自然宗教の行事、フラを原点とし
て始まった。・・・・自然との一体感を全身全霊で表していく。これがいわゆる『フ
ラ・ダンス』の原型であり、古代では男性にしか踊りも祝詞も許されない厳粛な行
事だった。・・」(ミシシッピは月まで狂っている~駒沢敏器著)という、珍しいもの
で、滅多に見られません。
以下は、現代フラですが、美人ばかりで、ゆっくり眺めて目の保養に。
場内はいっぱいで、いつもの地元「ヒマワリテレビさん」。こちらも美女ですから、
ゆっくりご覧を・・・
次が「津軽三味線木下三弦会」の演奏。さすが、プロ。左の方はお弟子さんで、
高校一年生。お弟子さんも、なかなかの腕前。
いま、はやりの「ひょっとこ踊り」。練習してますね。ストレス解消にあなたも、いか
が・・・
最後の「鳥刺し」ですが、国見町郷土史によれば、「約二〇〇年前、神代鍋島家
が京都に行った時、家臣がそこで習い覚えたものという。」とあります。
いや~美尻ですね。目の保養に、なりませんね。
昔の鷹狩りでは、餌として小鳥の肉などを使ったそうで、その小鳥を捕る様子で
す。
「見んさいな見んさいな 鳥を刺して見んさいな」の詞で始まりますが、本
当は竿の先にトリモチを付けますが、「さそうと思うたがトリモチがねばらん、鼻く
そとってこちつけろ、いやあねばるねばる いやあねばるねばる・・」などユーモア
なセリフも入っています。
尻を、ぺちゃぺちゃ叩きながら、演じますが、お尻は真っ赤になってました。
会場は現雲仙市歴史資料館。昔は学校で、木造をそのまま保存しています。
こうして見ると、昔の学校が落ち着いていますね。
校舎の入り口と、中の教室跡で、「わが店一番」。試食だけはしてきましたが。
時間があったので、少しブラブラと・・・
いつも、門番がいるわけではありません。石垣の上の石。泥棒が塀を乗り越える
時、石の音がしますから、泥棒除け。地方に良く見られる塀でしょうが、ほとんど
上の方が、取り外してあります。なお、ここは武家屋敷ですから、武器が無くなっ
た時は投げつけるそうです。(これも、以前書いたかな?)
お殿様の住居、鍋島邸。入り口の石垣、良いですね。「切石亀甲積」。良い仕事
してますね。
正面の入り口は、お殿様しか入れなかったそうです。
この緋寒桜、昨日のNHKでは、5分咲きといってましたが、3分咲きを少し出たと
ころでしょう。7分咲きといっている人もいましたが。
なお、この桜は、散ったらお終い、ではなく、また蕾がでてきて咲くそうですから、
長期間楽しめるそうです。
内側は撮影禁止なので、外をブラブラして・・・
ここは、前にも書いたとおり、佐賀藩の飛び地領になりますから、島原藩との境
には、境石があります。灰色の所が佐賀領。
藩境石ですが、ここにあったものではなく、別の所から持って来て置いたもので
す。「從是西佐嘉領」。
さすが、お殿様だけあって、電話番号も一番ですか。灯籠も趣があります。
帰る頃になって、少し晴れてきたので、パチリ。ここのところ、カメラマンが3名ほ
ど撮っていました。
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