「古代米~赤米」を食す
え~、今日もカミサンが留守で、久しぶりに何か作ろうかと、お買い物。
お店を見て行ったら、珍しくも、黒米と赤米が置いてありました。
今から数十年前、対馬に三年ほどいた時、豆酘(つつ)というところで、神事があ
り、赤米を使うとかで、「赤米」はその頃一般的ではなく、そも、赤米とかなんじゃ
と思いましたが・・・
それから数年、数十名の子ども達とキャンプをした時、「山賊料理」をしようかと。
鍋は「猪鍋」、ニワトリの「丸焼き」、これ、子ども達は、最初気味悪がっていまし
たが、食べ始めたら、ウマイ、ウマイと、あっという間に売り切れ。
あと、米も、一工夫ないかと考えて、古代米と言われる、赤米を使うことに。ところ
が、当時は米屋さんに聞いてもない。調べまくって、やっと京都から、取り寄せま
した。特に飯盒で炊いたせいか、もっちりして、美味でした。
上の品物は、一袋が白米2合分で、ちょうど分量的にも良いので、赤米と黒米を
一袋づつ買って来ました。
調理法は、白米を研いで、赤米又は黒米を入れて、軽く混ぜて炊くだけ。
米は洗うのではなく、(近頃米を洗うという方が多くて)米は研ぐです。刀を研ぐ、
心を研ぐと一緒で、米は、心を込めて研ぎましょう。
赤い点々が、赤米、全体的にほんのりと、赤い色になります。食感は、少しもっち
りした感じで、なかなか美味です。
あと、緑米があり、これは以前書いた、大村の城南高校の「田んぼアート」でも
使っていますが、生徒さんに聞いたところ、炊いても色は普通の米と変わらない
とか。→こちらをクリック
あと、「香米」というのもありますが、何時かは、食して見ようと思っています。
なお、柳田国夫の「柳田国男の故郷七十年」に「米の話と黒潮」「赤米のこと」に、
少しばかり、赤米の事に触れた部分があるので、興味ある方は、ご一読を。
健康ブームで、赤米、黒米が流行っているようですが、あなたも一度お試しを。
あっ!ほんの少しばかり塩(天然塩)を入れると、また、美味しくなりますよ。
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