こんなの買いました~「とく問?カード」
本屋さんの、受験参考書のコーナーを見ていたら、こんなのが置いてありまし
た。
え~!今の試験、戦国武将は出題されるのは分かるものの、「城用語」なんて、
試験に出るのかと思って買って来たら、「中学生向け」「日本の歴史」「小学校高
学年向け」があるみたいで、良く見ると、私が買って来たのは「日本の歴史」。
「戦国武将」は、まあ分かるものの、この「城用語」なるもの、分からない言葉が
多く、「縄張」とか、「亀甲積(亀甲○りではありません)」とか、「埋門(うずみもん)
とか、専門家か、よほど城が好きな人にしか分からない事ばかり。
先日、人を案内して、「ここらが、くるわだよ」と言うと、「え!お城にも遊郭があっ
たんですか?」。やはり、城の用語は難しいですね。ちなみに城でいう「くるわ」
は、「城・市・とりでのまわりにめぐらす、土や石のかこい。」(三省堂国語辞典7
版)、「城壁や掘、自然の崖や川などを仕切った城・館内の区画」(大辞林)で
す。
さて、このカード
このように、片面(写真でいえば、右側)が問題になっており、左側(裏側)が答
えになっています。英単語のカードと同じです。英単語カードより、一回り大きく、
厚いカードですが。
さて、カードに書いてある、問題を皆さんにも。
「戦国武将」編からいくと、こちらは簡単ですネ。
■①秀吉の二大軍師のひとりに数えられる
②キリシタン大名
③出家後の「如水」の号が有名
すぐに分かりますね。この間まで、NHNの大河ドラマで放映していた主人公
「黒田官兵衛」です。裏の答えには、ちゃんと、どんな人物であったかも説明がし
てあります。
■①わずか2歳で家督を継ぐ
②松永久秀を討って大和一国を支配する
③山崎の戦いで日和見主義の俗説がうまれる
日和見(ひよりみ)をする事を「洞ヶ峠」「洞ヶ峠を決め込む」と言いますが、その「
洞ヶ峠を決め込んだ」、「筒井順慶」です。
「城用語」は難しいですよ。全部で156問題が載っています。
■問、「陣城」。答、「戦いのために臨時に築かれた城。」
■問、「城割」。答、「城郭を破却すること。」
■問、「縄張(なわばり)」。答、「城の曲輪(くるわ)や石垣、掘などの配置を考え
た設計のこと。紐や縄を張って決めていたことに由来する」
■問、「天端石」。答、「石垣の表面の最上段の石」
■問、「門」。答、「城や曲輪の虎口(出入口)に設けられた城門。敵に攻められ
た 際、内側に物を積み上げて門が開かないようにしてバリケードとするた
めに城の門は必ず内開きで作られた。」、そう言われれば、城の門は全部
内開きですね。
と言うように、あまり専門的でなく、分かりやすく書いてありますから、観光見物で
城の見学に行った時、知っていると、城の見方が違って来ますネ。
なお、「城女」になりたい方の、入門としてピッタリ。特に、カード式ですから、ポケ
ットに入れておけば便利です。「幕末編」などもあったので、明日にでも、買いに
行く予定です。
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