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2014年12月31日 (水)

「コレハ、ナンダ!」

Photo

今日は大晦日。大掃除?邪魔だから追い出されました。


千々石には、国道が通っていますが、57号線と、251号線は同じ道路です。


いつも通っている道ですが、いつも、「コレハ、ナンダ?」というのがあり。要するに、単なる

標識なのですが・・・


同じ標識の裏と表。しかも、100mおき。ただ、建物、崖等で立てられないところは、パスし

てあります。

上の写真は、表と裏です。

2186_2 Dsc_0334 2188 2188_4

こうして見れば、車で走れば、ほとんど、気づかないくらいの小ささです。

Dsc_0328_2 Dsc_0347

ところどころ「大分」という文字が入っていますが、大分からの距離だということは、分かりま

すが、なんで「大分」なのか?

219_2 219

特にこちら、「大分」のあとに(犬飼)という文字が入って、大分の犬飼と何の関係があるの

か?決して、姉妹都市でもなく、大分の犬飼といっても、こちらでは、ほとんどの人が知らな

いでしょう。

Photo_3 2

ついでに、隣の愛野町まで足を伸ばしたら、やはり同じ事。

2_3 Photo_12

標識によっては、大きなものもあり、これくらいだと、何とか目につきます。文字は「大分(犬

飼)から、現地千々石町、諫早まで17㎞、反対側は雲仙まで23㎞。」

3_2 2_4

愛野町も、同じような標記です。

Photo_6 2_5

こんなのもありましたが、書き方は同じです。

220_2 220_3

さて、いろいろ見て行ったら、ありました。建設省の長崎工事事務所で、維持が小浜維持出

張所。電話番号が書いてあったので、電話したら年末年始の休業中でした。

Photo_8

という事で、自分で調べることに。まず、「犬飼」がどこにあるのか?


ウイキペディアによると、2005年に、三重町・清川町・緒方町・朝地町・大野町・千歳村・犬

飼町が合併をして、「豊後大野市」になっています。


旧町では、大分県大野郡に属し、人口が4,651名(2,004年)。千々石町より少し、小さ

い規模になります。


次に、国道57号線を調べたら、同ウイキペディアによると・・・下図の通り

Photo_11

起点が大分県大分市大道陸橋北交差点。終点が長崎県長崎市県庁前交差点。主な経由

都市が、大分市、豊後大野市、竹田市、熊本県阿蘇市、熊本市、宇土市、長崎県島原市、

諫早市。となっています。


接続する主な国道が、10号線、326号線、442号線、502号線、265線、212号線、

325線、443号線、3号線、266号線、501号線、251号線、389号線、207号線、34

号線。


毎日、車で使っている道が、大分からとは、まったく知りませんでした。でも、起点が「大分

県大分市」なら分かりますが、標記がなぜ、「犬飼」になっているのか?


で、とにかく起点の「大分県大分市大道陸橋北交差点」を調べましたが、「国道57号線」は

見つかりません。


「大道入口」は見つかりましたが、57号線はない。210号線、10号線あたりがあるばかり

で、ここで、上の地図を見ることしばし。


良く見ると、大分市と豊後大野市あたりが、赤い線になっていて、赤線は同重複間となって

いて、接続する国道が10号線ですから、これを追うと同時に、「豊後大野市犬飼」で調べて

見ると、「久原」という所から、「326号線」に入り、しばらく行くと、「豊後大野市犬飼支所」

の近く「下津尾」という交差点で、見事、「326号線」と「57号線」に分れていました。


という事は、前の写真の表示距離は、「同重複区間」は除き要するに「単独区間」の標記、

純粋に「57号区間」のみという事で、ここが、標記の0地点だということでしょう。


なお、地図を追っていったら、熊本東バイパスあたりで、「57号線」が切れて、「3号線」に合

流し、しばし南下していくと、「松原歩道橋」あたりで、また、「57号線」があり、これ辿ってい

くと、天草の三角のフェリー乗り場に着きました。


なお、3号線に合流せず、突っ切ると「51号線」になり、まっすぐ行くと、熊本のフェリー乗り

場に行き着きます。


さて、島原半島の「57号線」の始まりは、島原外港の交差点から始まり、「雲仙東登山口」

から雲仙を越え、小浜にでて、千々石、諫早、長崎という事になります。という事で、長年の

疑問がやっと解け、新年です。


陸上区間が326.7キロメートルで、100メートルづつ、標識が往復立ててありましたから、

326,700m÷100m=3,267本×2(往復)では、6,534本。立ってないところもあった

ので、目分量で三分の一としても、2,178本。


目立つ標識はとにかくとして、小さい標識は必要なんでしょうか?大体、何のために立てた

のか、さっぱり理解に苦しみます。2,178本の材料代、距離を測るための人件費、立てる

ための人件費、どれくらいかかったのか、税金の無駄遣いは、止めて欲しいものです。


なお、小浜からの雲仙の登り口から、向こう側には、何もありませんでした。こちらも、確か

国道251号線」なのですが・・・・・











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コメント

こんにちは。

距離標ですね。基本的には事故が発生した時の位置を把握しやすくするために設置されているものですね。ただ、現在は形式などに特定の定めはない様です。国道などではある程度意匠を揃えている様ですけれど。
街道歩きで国道区間などを歩く場合には、いい目安になるので結構お世話になります。

どうぞ良いお年をお迎えください。

確かに、街道歩きには便利ですね ( ^ω^ )

>基本的には事故が発生した時の位置を把握しやすくするために設置

把握はしやすいですが、「大分、犬飼から220㎞地点です」で、警察、消防分かるのかな?という感じです。何しろ、職員の異動が多いらしく、両方とも、管内で事故があった時、連絡したら、場所を全然知りませんでした。


写真でご覧のように、かなり古びてあるので、維持もしてない感じです。
なお、こちら国道251号線もありますが、標識はありませんでした。
休暇が明けたら、何のためか、「小浜維持出張所」に尋ねて見るつもりですが・・・・・

今年も、街道歩き、お楽しみください。こちらも、調子が良ければ、街道歩きをしてみたいのですが・・・・(;ω;)


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