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2014年11月19日 (水)

アメリカ性革命報告~立花隆著 【おまけ】~三十路苑(2014/11/18現在)&穴弘法

Img_20141117_0002

寒くもあり、体調もすぐれず、読んでない本も溜まる一方という事で、これから、少し本の事

が多くなりと思いますが・・・・・


昨日、少し、下ネタの話を載せましたが、思い出して読み直したのが、あの「立花隆さん」の

「アメリカ性革命報告」。


アメリカと言えば、昔から、あちら方面は、なんでも有り、というイメージが強いのですが、実

は、ポルノが現代のようにあふれ出て来たのは、1970年中期以降。


アメリカは、性に対し、昔は厳しいところがあり、ちなみに、1920年、キャサリン・B・ディビ

スによる「二千百人の女性の性生活の調査」


■肉体的精神的健康に性行は必要と思うか

  ハイ  39%    イイエ  61%

■男が婚前に性体験を持ってもよいか

  ハイ  21%    イイエ  79%

■女が婚前に性体験を持ってよいか

  ハイ  19%    イイエ  81%

■夫は婚外交渉を持ってもよいか

  ハイ  24%    イイエ  76%

■妻は婚外交渉を持ってもよいか

  ハイ  21%    イイエ79%

■夫婦は子供を作る意外の目的で性行為をしてもよいか

  ハイ  85%    イイエ15%


いかに、昔は、アメリカ人のセックスに対する考えが、保守的だったか分かります(良い、悪

いの価値観は、さておいてですが)。


また、「・・・安息日を重んずるあまり、日曜日の性行為を法律によって禁止している州もあ

る。」という状態だったそうです。


1957年ロス・アルパート事件。海外で、アメリカ人が、丸裸で海に向かったという事件だっ

たらしいのですが、


「・・・・これまでは、誰に対してワイセツ感を抱かしめるかの基準は『平均的成人』にではな

く、『純真な少女』に置かれており、『現代的地域の基準』ではなく、『伝統的なピューリタン

性道徳』が中心に置いて考えられ、かつ『全体としての評価』とか、『支配的テーマ』とか、

『埋め合わせとなる様な社会的価値の有無』とかは全く考慮されず、どんな局部的なもので

あっても、ワイセツな部分があれば、全体としてワイセツとしてのけられていたのである。」

だったそうですが・・・


これに対し、連邦最高裁判事は、「子供を保護するために大人の読み物を制限したり、局

部の判断で全体を否定することは、『豚の丸焼きを作るために、家一軒を火事にするよう

なものだ』と語った。」そうです。


これで、即ポルノ解禁だというわけではなく、ヘンリー・ミラーの「北回帰線」の無罪判決。毒

舌漫談師のレニ・ーブルース(ダスティン・ホフマンが主演で「レニー・ブルース」の映画あ

り)の登場、舞台でワイセツな話をし、逮捕。「ファニー・ヒル」の無罪判決とあり、そのため、

1968年、時のジョンソン大統領が「ワイセツとポルノに関する諮問委員会」を設置。


2年間の時間をかけ、検討し、その結果「成人についてはポルノをほぼ全面的に解禁すべ

しとの七百ページに及ぶ大分の報告書を提出」。


もちろん、次のニクソン大統領は拒否するも、同諮問委員会のレポートの影響が大きく、ポ

ルノに対する、社会的容認が高まっていきます。


あと、ミュージカルの「ヘア」、「オー・カルッカタ」の舞台公演。「プレーボーイ」(今見ると、た

いしたことはないが・・・)のヘアモデル。「愛の狩人」(禿げて無い頃の、ジャック・ニコルソ

ン、アート・ガーファンクル、アン・マーグレット、キャンディスバーゲン等出演。)のワイセツ

ではないとの連邦最高裁の判断等。


その後は、ご覧の通りのポルノの氾濫。特に、インターネットの発達に伴う現状。

本の方は、この後、アメリカの性の実態など書いてありますが、あまり「ワイセツ」なのでカッ

トします。読みたい方は、Amazonで文庫本なら、1円から手に入ります。


この本が出版されたのが、昭和54年(1979)ですから、日本におけるインターネットはま

だまだの時代。時代は、立花隆氏の「アメリカ性革命報告」を超えたといえます。

ただ、高齢者のセックス等にも触れてあり、これは、先見の明があります。


一番心に残った事。

「ハイ・ソサィエティ」誌が「これまでにしたことがないセックスで、どんなセックスをしてみた

いですか」の問に、40歳のポルノ映画俳優が次のように答えています。


「私は職業柄ほとんどあらゆることを体験してきた。想像しうるあらゆる(この部分は、書け

ません)したことがある。私がいまやりたいことといえば、私がほんとうに心から好きな女性

とセックスをすることだ、やり方はごく平凡な性上位でいい。やっぱり、ほんとうにほれた女

とやるセックスが何といっても最高だろうと思う。」


この本、一つの時代の変化をとらえた、優れた「報告書」だと思います。


【おまけ】

■三十路苑

三十路苑、受付で、「どうですか?」「今が一番でしょう」「あと、一週間ほどもつ?」「色づくと

散るのも早いので・・・・・・」

紅葉は、桜と違い、いっせのせ、で咲くこともなく、いつが一番いいのか難しいですね。

Dsc_0784 Dsc_0741

Dsc_0812 Dsc_0740

■穴弘法

三十路苑の入り口の写真でも撮ろうかと、国道を渡ったら、大きな石があり、良く見たら、

「穴弘法入口」と彫ってあり、これを見たら、行かないわけにも行かず・・・・こんな所をいきま

したが、フェンスの横に、道らしきものがあり、ここらあたりは、国道を作るため、道が随分

変わったといいますから、多分、フェンス横の道が、昔の道では?


途中、猪除けの金網がありますが、これは乗り越えて・・・

Dsc_0821_2 Dsc_0837

フェンスを越えたところに、すぐありました。まさに「穴弘法」。

Dsc_0834_3

多分、真ん中が、観音様、左が弘法様、右の石造物が、「庚申様」か「猿田彦」の様でした。

Dsc_0825_3 Dsc_0830_2

穴の中の回りに、崩れないように石積みがあり、上の方(天井)には大きな石が被ってお

り、多分、最初に穴があり、後で、崩れないように、横の石積みをしたのかな?


赤の所に、文字が彫ってあり、暗くて良く読めませんが、「昭和・・・」「雲仙」「四国」「五(?)

九番」。多分、島原半島の八十八ヵ所の一つだと思うのですが、気づく人は無いでしょうが、

不思議な所でした。


(文引用:「アメリカ性革命報告~立花隆著」より)







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