「夫婦川柳」(傑作選)~綾小路きみまろ編
「シルバー川柳」がヒットして、「遺言川柳」や「女子会川柳」まで、いろいろな川柳の本が出
ましたが、綾小路きみまろさんの「夫婦川柳」が出てました。いよいよ真打ち登場。
今年の6月に出版されたものですが、こちら田舎の本屋に並ばなかったのか、私の見落と
しか。今日まで、知りませんでした。
「奥様も ホントに綺麗よ 若い頃」なんて言われて、本当は怒るんですが、きみまろさんの
舞台では、おばちゃん達が、ゲラゲラ。
あれ、自分たちが自覚しているのか、きみまろさんだから、言われても腹が立たないのか。
ウチだったら、カミサンに言ったら、海の底ですよ。
さて、プロのきみまろさんの川柳を、少しばかり。
■メイド服 女房がきたら 冥土カフェ
いやいや、カミサンのメイド服、見たくも無いですね。若い時は別でしたが・・・・
■「ダーリン」と 呼んでたダンナが 「ダラリン」に
まったく、そのとおり。
■女房の 顔を見るたび 「不整脈」
実言うと、私も「不整脈」なんですが・・・・
■妻が上 口も 態度も 体重も
昔は、「下」だったんですが、あの時も・・・・
■寝床別 風呂も別々 墓も別
ウチも、寝床、風呂別です。できれば墓も・・・・
ところで、この間、天皇陛下と皇后様が、ニュースに出ていましたが、腕組んで歩いてい
ました。ホント、日本一仲の良い夫婦ではないでしょうか。美智子妃殿下、80歳です
よ!もって、見本とすべし。
■「メシと風呂どちらにする?」とオレが聞く
風呂当番はワタクシです。先に入るのはカミサン。
■いい夫婦「夫婦じゃなくてもいい」夫婦
・・・・・・・・・・ホント。
■あ~言えば こう言う妻と 40年!
これも、ウチの事ですね。
■あったけ? 夜の亭主の 「お・も・て・な・し」
聞けば、どこのご亭主さんも努力しているんですよ。仕事で疲れた体にムチ打って。
この本、川柳に、きみまろさん流のお喋りの文章が書いてあって、合わせて読むと、面白い
ですね。きみまろさん、なかなか、田舎までは公演に来ることもなく、本物を見た事が無い
方、この本読んで、楽しんで下さい。
■今日も又 女房元気で 留守が良い sugikan
ウチのカミサン、今週五日間留守でした。おかげで、不整脈がでませんでした。
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