「センゴク一統記 ⑨ 」~宮下英樹著
え~、「センゴク一統記⑨」が出ました。信長が亡くなったところで、読むの止めようと思った
のですが、持って生まれた、しつこい性格。ついつい、買ってしまいました。次巻も買うでし
ょうが・・・・
今回は、そんなに派手なものでなく、大きな戦もありません。四国の状況の物語です。信
長から、秀吉の天下統一までは、何となく知っているものの、いつも言うように、歴史の年
代を覚えるのがカタッルく、歴史の時間は昼寝の時間で、四国については、皆目、分かりま
せんが、大体このような状況であったとか。
さて、前号ように、清須会議が持たれましたが、柴田勝家と羽柴秀吉の対立が表面化して
いきます。
我等の主人公ゴンベエは、四国の平定を命じられ、四国に出向きますが、ここで現れたの
が「傑物・長宗我部元親」。ゴンベエには、黒田官兵衛が付いており、かく知恵を授けま
す。
「やはり今はまだ、四国に深入りすべきではないこと、最後に何より、只今は羽柴ー柴田の
友好を保つこと、そのうち毛利との親睦を深め、紀州や四国に兵をまわす時宜が訪れる、
その時を待て、思うた以上に敵は手強い。」
さて、秀吉が信長の葬儀を終え、いよいよ、柴田勝家を討つことを決心します。次号をお楽
しみに。
本書「補説」によると、長宗我部と織田信長の関係は、
元来、友好的だったそうで、信長は長宗我部に「四国の儀は元親手柄次第に切り取り候
へ」と四国統一の承諾を与えていたそうですが、どういうわけか、約束を翻え、元親の領土
は、土佐と阿波半国のみにせよとしたそうです。が、しかしここで起こったのが、本能寺の
変。
最近、新文書が発見され、
・利三(斎籐利三)は元親に対し領土削減を受け入れるべきと説得
・元親は削減を受け入れ”折節信長に同心する所存”とあるそうですが(他にもあるそうです
が)、今後の研究が待たれるそうです。
また、次回10巻をお楽しみに。
(文・絵引用:「センゴク一統記 ⑨ ~宮下英樹著」)
【おまけ】
白のヒガンバナ。家の庭に植えていたら、毎年咲いています。「リコリス」「曼珠沙華(マンジ
ュシャゲ)(マンジュシャカ)」
花言葉は、「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「思うはあなたひとり」「また会
う日を楽しみに」(ウィキペデイアより)。 それでは、ご機嫌よう。
« 千々石中学校吹奏楽部第16回定期演奏会~雲仙市立千々石中学校 | トップページ | 地蔵像(大野村庄屋元地蔵)~島原市有明町 »
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 「積ん読」の効用(2022.08.19)
- 「妻が口をきいてくれません」~野原弘子著(2022.04.21)
- 「絶滅動物物語」ー地上より永久に消え去った者へのレクイエムー★作 うすくらふみ・監修 今泉忠明(ビッグコミック連載)(2021.11.16)
- 「新・餓狼伝/巻ノ五」「ゆうえんち」「白鯨」☆夢枕獏著 「クラッパー刃牙」☆板垣恵介著(2021.05.11)
- 数十年ぶりの「週刊朝日」(2020.06.30)
« 千々石中学校吹奏楽部第16回定期演奏会~雲仙市立千々石中学校 | トップページ | 地蔵像(大野村庄屋元地蔵)~島原市有明町 »
コメント