方言「島原ことば」・みなと島原のうつり変わり~今日は冊子作り
「方言『島原ことば」』」です。内容は、島原の白山地区の方言と写真集です。
ここ、白山地区は、まとまりが良く、地域の運動会と、小学校の運動会も合同でおこなって
いるところです。
昨年、「方言と写真保存実行委員会」の代表、江川氏が中心となり、左側の冊子を出したと
ころ、評判が良く、白山地区の方が、こんな写真もある、あんな話もあると、いろんな事が集
まり、右の「続・方言『島原ことば』」を出すことに。
長崎新聞にも載りましたが、その数日前に、江川氏から、私の所に冊子が届いて、良かっ
たら、お手伝いにと。「昼食はウナギと冷やし汁」という事で、ウナギに釣られてお手伝い。
(長崎新聞より)
中身は方言と昔の写真。ちなみに「方言体験」は、冊子の中に書いてありますが
・ 30歳ぐらいまで・・・・・・・・・・ほとんどなし。
・ 40歳前後・・・・・・・・・・・・・・・最近の方言。
・ 60歳前後・・・・・・・・・・・・・・・何とか昔言葉が使える。
・ 80歳前後以上・・・・・・・・・・・本格方言十分OK
という事だそうで、子供たちは、おじいちゃん、おばあちゃんがいないところは、方言をほと
んど聞いた事もないでしょう。
中身は、方言集と、昔の写真が、よく集めたなというくらい並んでいます。
最初に、丁合作業で、95ページ分。みんな良く集まって、さすが白山地区。
丁合作業は、簡単なものの、冊子を製本するのが、昔の古文書の方法。これ、島原図書館
の松平文庫で江川氏が習ってきたものだそうです。
製本風景ですが、大きな針を使って製本していきますが、針の穴に糸が入らない。皆さん、
老眼で、これが一苦労。
製本の方法と、出来上がりです。最初は難しいですが、慣れても難しかった。やってみて、
昔の人は、良く考えたなという事。古文書を読む時も、見逃していた所です。
さて、うなぎです。お代わり有り。冷し汁。漁師料理ですが、沢山作ってあるので、味が良く
で、夏の暑さの中、ヒヤリとして美味しかった。千々石から来た甲斐がありました。
各市町、郷土史がありますが、身の回りの地区の方言、写真、言い伝え、民謡、民話等、
今の時代だから、残していきたいと、つくづく思いました。
なお、上の本は、売れてしまったら、増刷する予定はないそうです。ボチボチと買いに来る
方、電話でも問い合わせがあっているそうですから、。郵送希望の方は下記の通りです。
早めにした方が良いと思います。
材料代(冊子代) 300円 (注:儲けは全然ありません。本当に材料代のみです。)
郵送料(400円分の切手を同封の事)
材料代(300円)+切手(400円分)同封の上
〒855-0817
島原市浦田二丁目644-7
江 川 照 男 宛
☎ 0957-63-4439
まで、お願いします。
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