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2014年7月11日 (金)

長崎の石橋・追記~阿弥陀橋・桃溪橋・高麗橋~長崎市

Photo_3

昨日、長崎の石橋を紹介しましたが、宮崎安氏の「中島川遠眼鏡」に、気になる記述が二

つほどあり、これを調べるのと、この間、時間の関係で見に行けなかった、西川ダム下に移

転をした高麗橋を見に。


気になる記述の一つ目は、阿弥陀橋について

「寛政七年七月十九日(1795)の大洪水で大いに破損と港草は書いている。このとき落ち

たものであろうか、元禄三 山善爾 と彫り込みがある石が今もなお橋の下に放置されてい

る。」と書かれてあり、本当にあるのか、確認したかったのですが、まあ、これは無理。


少し、上流から橋の下流まで見たのですが、全く分かりません。最も、この本が書かれた

後、長崎大水害がおこっていますから、ひょっとしたら、もっと下流に流されたものでは?

Photo_4 2_2

3_2 4_2

さて、二つ目は、桃溪橋

宮本安氏「中島川遠眼鏡」では、、橋の左手の撞巻石の中に


長崎僧卜意募

十万之諸檀越

建造石橋済津

功徳無量矣

   旹         (旹は時)

延宝柒歳次己未   (柒は七)

  仲冬吉旦書    (仲冬は十一月)


と書いてあるそうで、書いてあるところは、

Photo_5

と場所まではっきりしていて、「下流からみて橋の左手の撞巻石(とうけんせき)の中に左の

ような橋銘が組み込まれている。」と書かれていますが、行って見れば、ここの場所、かくの

如きで状態で、確認も何もかもあったものでは・・・・・一日作業すれば、綺麗になるのです

が・・・・長崎市さん。この橋、確か、長崎市指定有形文化財なのですがネ。

Photo_6

この橋の近くに、伊勢宮があり、諏訪神社、松森神社と並ぶ長崎三社と呼ばれています。

左にビルが建っていますが、以前は確か、伊勢宮会館といって、結婚式をしたり、泊まった

覚えもあるのですが、現在は、「ヒューマン・コミュニティ 伊勢の杜」になっており、ディサー

ビスとか、老人ホームになっているみたいでした。


少子化で、結婚式は少なくなるし、高齢者は増えていくし。商売替えなのかな?一番奥が

お宮です。お参りの仕方が他の所より、少し複雑で、単に一礼二拍手二礼ではありません。

Photo_7 Photo_8

神社の由来は読んでください。

Dsc_0153_2

さて、今度は、高麗橋を見に西山ダムへ。一番上の写真が、移設された「高麗橋」。

昭和60年に解体し、平成5年に移築復元したそうですが、主要部分は旧材を使用。ただ、

川幅が広かったために端部は石材を補足し、失われていた高欄も復活しているそうです。

Photo_10 2_3

左が現在の川にかかっている橋名。右が古い橋に彫ってある橋名。

O Photo_12

この場所は、前に書いたように西山ダムの下の、西山ダム下流公園にありますが、場所が

分かりにくい、分かりにくい。途中で、おばさんに聞いて、めんどくさいので途中の道に違法

駐車して、歩いて行きましたが、行ってみれば、駐車場、あるんですね。せめて、指示板ぐ

らい欲しいですね。長崎市さん。


公園はグラウンドゴルフ場になっており、高齢者の方が、仲良くグランドゴルフをしていまし

た。でも、ダムって凄いですね。どうやって作ったのか。この、広場の川向こうにも、少しば

かり、広場があり、美人の方が、小犬を連れて散歩していました。声はかけませんでした

が・・・・・


公園の入り口には、立派なモニュメントが。矢印の所には「寒漿濟我人」と書いてあります

が、これは、「どんなに寒いときでも、市民のために水を汲んであげましょう」という意味だそ

うで、明治37年に、旧西山ダムの堤体の銘板に刻まれていたものを、モニュメントととして

復元したものだそうです。近くの説明版に書いてありました。

2_5 Photo_13

なお、「寒漿濟我人」の横には、「男爵 伊東巳代治」と書かれていましたが、説明版には

「伯爵」となっており、明治10年に「子爵」、大正11年には「伯爵」となった、と書いてありま

した。


長崎市水道第一回拡張工事(明治33年~34年)に、国庫補助獲得に奔走したそうです。

伊藤博文に抜擢され、明治憲法の草案作成にも尽力したそうです。

2_12

イケメンですね。家柄が良く、頭が良く、地位があり、おまけにイケメン。私の嫌いなタイプで

すネ。

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