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2014年6月21日 (土)

今日は、サツマイモ植え

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女性の好きな、サツマイモさんです。


井原西鶴の一節に「とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 芋蛸南瓜(なんきん)」とあるそう

で、関西地方の女性が、好むものらしいのですが。


サツマイモは、薩摩藩から持ち出し禁止の時代があったらしく、ウィキペディアによれば、

「1711年、薩摩を訪れた下見吉十郎が薩摩藩領からの持ち出しが禁止とされていたサツ

マイモを持ちだし、故郷の伊予国瀬戸内海の大三島での栽培を開始した。」と書いてありま

す。


長崎県対馬にも同じような話があり、対馬は耕作地が少なく、土地がやせており、食糧不

足のところがあり、上県町(現対馬市上県町)久原の原田三郎右衛門が、命がけで薩摩に

入り、種芋を持ち帰っています。40年ばかり前、ご子孫の方とお話をしたことがあります。


さて、この間、晩生のタマネギを収穫したので、少し土地が空き、「芋でも植えんね」という、

御領主様(カミサン)のお言葉。


カミサンは千々石育ちで、小さい時から、サツマイモばかり食べていて、兄弟集まれば、そ

の話を良く聞いていたので、「食い飽きてるから、いいだろう」と、反抗したかったが、抵抗し

ても無駄だから、「へい、へい」。


ということで、サツマイモの種類、いろいろあれど、紅あずまが人気があり、いつもの八重種

さんへ行ったら、売り切れ。「新品種でなんとか(なんとか、という名前ではなく、私が名前を

忘れたもの)が、人気ありますよ。紅あずまは、明日、又入荷します。」ということで、なんと

かを10株買って、次の日に、紅あずまを20株購入。


右がなんとか10株、左が紅あずま20株。

実は、私、中途半端な都会に育ったので、サツマイモは、ジャガイモとかサトイモと同じよう

に、種イモ自体を植えるのかと思っていたら、なんと、このツル(茎)を植えるんですネ。始

めての時は、ほんまかいナ、と思いましたが。

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ここ数日、雨が降っていたので、本来なら、管理機で耕した方が良いのですが、地面がジュ

ルケて(じゅくじゅくになっている)ので使えず、スコップと、鍬で耕作。サツマイモ専門の肥

料が売ってあったので、それをばらまいて、畝立て。本当は、もう少し深く畝を立てたいので

すが、なにしろ、「色男、金と力は無かりけり」で・・・・・


始めて、植えたときは、間隔を取りすぎて、プロのおばさんが通りかかって、「あら、もったい

なか、こげん間ば取って。」といわれましたが、今日は少し詰め過ぎたか?

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ツルの植え方にもいろいろあって、大きい芋を育てかったら、垂直気味に、たくさん取りたか

ったら、水平か、舟形に。葉は地面から出して。私は、舟形に植えました。

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これで、一時間程度の作業でしたが、プロの目から見たら、作業には入りませんネ。本当に

プロの作業は見ていてすごいもんです。おかげで、食料には困らないことを感謝です。輸入

野菜も多くありますが、やはり、メイドインジャパンが一番ですね。できれば、自分が作った

ものが・・・・・


【おまけ】

雨の中、庭のユリが、奇麗に咲いていました。雨にぬれるユリも、楚々として良いもんです

ね。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」。昔はウチのカミサンも、そんな感じで

したが、今では、見る影もありません・・・・

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