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2014年6月 4日 (水)

「超高速!参勤交代」~土橋文宏著★映画が先か、読書が先か

Img_20140601_0002

先日は少しシリアスな、「」を紹介しましたが、本日は、冒険時代活劇小説と言ったらいい

のか、「超高速!参勤交代」の本の紹介です。この本、6月21日から映画化、上映される

そうですが、本の出版が昨年の9月27日、本年5月23日が、第7刷りですから、意外と売

れてる本のようです。


主人公は、陸奥湯長谷(ゆながや)藩一万五千石藩主、内藤政醇(まさあつ)。

ご存じのように、江戸時代、各藩に財政負担をかけさせ、力を削ぎるためと、人質として、

江戸に妻と子を住まわせる、参勤交代の制度があり・・・・(皆さん、学校で習いましたね、以

下略)


とにかく、この参勤交代、金がかったそうで、なにしろ、大名行列ですから、威信をかけま

す。


ちなみに、ウィキペデアをみると、天保12年(1841)の紀州徳川11代藩主の時は、武士

1639名、人足2337名、馬103頭であったということで、これ、飯を食わせて、宿屋代、将

軍、幕臣への付け届け、諸経費を入れると、どれくらいかかるのか。なお、小説にも出て来

ますが、小藩においては、宿場町を通る時だけ、威厳を保つため、臨時雇いの家来を使っ

たそうです。


さて、小説の方ですが、主人公が参勤交代で、地元、湯長谷(アバウト、湯元の近く)に帰り

ますが、すぐに江戸より使いが来て、上様(徳川将軍)から、5日後の戌の刻(午後8時)ま

でに、江戸城に出仕せよとの命令。1年おきの参勤交代が、地元へ戻って、すぐ江戸へ出

仕とはあり得ないこと。


裏には、湯長谷藩を潰し、藩が試掘した金山を、かすめ取ろうという、老中松平信祝の陰

謀。江戸まで5日間で着けるか?着かなければ、廃藩になって、松平信祝の思うつぼ。(金

山については、どんでん返しがありますが・・・)

Img_20140604_0001

    (「超高速!参勤交代」より)


なにせ、赤丸印の所。しかも、大名行列で、馬でひたすら駆けるのみ、という訳にもいか

ず・・・・


なにはともあれ、一刻も早く出発という事で、普段は100名(小藩なので)ばかりの行列を、

わずか8名での大名行列。


後はどうなるか、凄い忍者まで登場し、活劇あり、ユーモアあり、人情有り、恋あり、といっ

た物語が展開しますが、あとは、皆さん映画で楽しむか、小説でたのしむか?自己責任で

選んでください。最後の裏もあるのですが、言ったら面白くないので・・・・


なお、悪役になる、松平信祝は延喜元年(1744)、病気により、老中辞職を願い出ます

が、許されず、4日後に死亡します。ここは、小説と史実は一緒です。

主人公の内藤政醇は寛保元年(1741)9月5日に死去します。享年31歳。


この小説で大活躍するのが、家老の相馬兼続(かねつぐ)。家老で有名といえば、思い出し

たのが、こちらの地方では、大村藩の大村彦右衛門。次は、この大村彦右衛門の話で

も・・・・・




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