「教則本」の事
いま、吹奏楽が流行っていますが、数十年前、私がやっていた頃は、ほとんどが男性。女
性が、トランペットとかトロンボーンを吹くのは信じられませんでしたが、女子高校が日本
一になった時は、ビックリしたものです。今では普通になりましたが・・・・
上の写真は、高校当時使っていたクラリネットの教則本。ボロボロになったので、表紙を
頑丈にしたものです。クローゼの教則本で、290頁ばかりありますが、
これは、半音階の練習ですが、こんなクソ面白くもない楽譜が、べらべら並んでおりまし
て、しかし、基礎の基礎の練習で、これをしっかりやるかどうかが、将来、巧くなるかどうか
の分かれ目になるのですが・・・・・練習していると、あれ?今どこだっけ、何てこともありま
したが。
TVに出て、カッコよく吹いていますが、このような地味な練習が、あの素晴らしい音楽を作
っているのです。
昔、音楽を志した者として、素晴らしい音楽の裏に、どのような努力があるか、知って頂き
たく、ご紹介をしました。どんな楽器もそうですが。
« 「呼子と口笛」複製ノート★石川啄木著 | トップページ | 「喜劇新思想大系」完全版~山上たつひこ著 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 第51回 千々石町文化祭展示の部(2023.11.04)
- 篠笛に触れる(2023.09.03)
- 気まぐれ資料館~次は「草双紙」の世界(2023.01.15)
- 第50回 千々石町文化祭作品展示~すこし淋しい(-_-)(2022.11.04)
- 落語「紀州」の原典は松浦静山「甲子夜話」?(2023.09.19)
コメント