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2014年5月24日 (土)

西海の義民流人の衆史~今日は真面目にお勉強

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今日は真面目に勉強をしてきました。やはり、研究を重ねた方の話は良いですね。


題は、「西海の義民流人の衆史~『義民流人』の歴史用語を新説し流人史に新しい光を

当てる~」。


講師は、西海・天草地方研究者の鶴田文史(ぶんし)氏。高校の先生の勤務のかたわら、

天草地方を中心に研究し、数十冊の著書があります。


さて、標題にある「西海」とは、古代日本の律令制における、広域の区画を示す、五機七

道(北海道が新設されては、五機八道)の「西海道」のことで、九州とその周辺の事です。


島原に来られた方は、「島原・天草の乱」とお聞きになったと思いますが、天草に行かれた

方は、「天草・島原の乱」(「新明国語辞典では、「乱」は、秩序・規則のない状態、社会秩

序の失われた状態。「一揆」は[代官や守護などの横暴に対して]土民が団結して自己防

衛に立ち上がること。という事から、最近は「一揆」を使った方が良いとの、意見が上がっ

ています。)と聞かれたと思いますが、統一がとれて無く、一揆が起こったのは、原城と天

草を中心とする、ほんの一部の地方ですが、これを鎮圧するのに、九州各藩12万とも言

われる人間が参加していますから、「「西海の乱」と言った方が良いのではないか、との考

えでした。


著作も「西海の乱・民衆運動史研究」「西海の乱と天草四郎」「西海のキリシタン文化総覧

」と言うように、「西海」という言葉を使われています。


「義民流人」。何となく聞き慣れない言葉ですが、「流人」とは、犯罪を犯し、「流罪」を課せ

られることですが、それとは別に、義のために身を捨て、権力に反抗し、「遠島刑」を課せ

られる人もあるわけで、これを「義民流人」と呼び、一般の罪人とは分け、講演の副題に

あるように「流人史に新しい光を当てる」という事になるわけです。


詳しくは、

Img_20140524_0001

をお読みください。長崎文献社から出版されています。


さて、皆さんご存じの「大塩平八郎の乱」。これに、島原の「横山文哉」という人物が係わっ

ていたそうです。


出身は、有明町大三東(おおみさき・現在島原市と合併)。医者の修行を積み、摂津国東

成郡森小路村(現・大阪市旭区)で開業をしますが、大塩平八郎の弟子になり、一時、大

塩平八郎の屋敷に住み込んでいたそうですが、大塩平八郎は窮民を目の前にし、決起し

ます。決起はすぐに鎮圧されますが、これに参加した、島原出身の文哉は捕らえられ、牢

死します。

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      (「有明の歴史を語る会」~横山文哉を紹介するパンフレット)

文哉には2男1女の三人の子がいますが、この、長男、太郎吉が15歳になった時、流罪

になり、天草に流されたそうです。「摂州森小路村横山文哉長男」となっているそうです。


なお、元禄五年、高野山僧衆の、620人が流人になっており、流された先は、天草島14

0名、五島125名、壱岐島110名、薩摩諸島150名、隠岐島95名だそうですが、この事

については、高野山の歴史書にも書かれて無く、何が起こっていたのか不明で、現在研究

中だそうです。あなたも、この謎に挑戦してみませんか?


(参考:講義・配付資料及び「大塩平八郎の乱に殉じた 横山文哉」パンフレット~有明の

 歴史を語る会より)


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