千々石海岸を歩けば~雲仙市千々石町
昨日は、天気も良く、ゴールデンウィークに入り、国道に車がゴチャゴチャしているので、ま
あ、こんな日は海岸でもでもブラブラと・・・・
上の写真は、一昨年撮ったものですが、鯉のぼりがめっきり減りました。ここ海岸沿いの
家にも、いつも5,6軒、立ててあったのですが、今年は、一軒しかないようでした。
これは初節句の鯉のぼりではありません。こどもの日だから、立てたものでしょう。右の小
さな鯉のぼりも元気よく、風の中を泳いでいました。
ここの海岸は、「日本の自然百選」「「日本の白砂青松百線」に選ばれ、記念碑に写真が
焼き込んであり、松の多さが分かると思います。昭和初期。説明には、「昭和3年8月25
日海水浴場に外人観光客の歓迎会を開催したと記録してあります。」と書いてあります。
雲仙、小浜、千々石の海水浴場には外人が、たくさん訪れています。
ウチのカミサンに聞いても、昔は遠浅で、綺麗な海岸だったと言います。海流が変わった
せいか、海岸の様子も随分変わったようです。
数十年前は、この左右の場所に、桟敷席があって、泳ぎに来る人が沢山いたのですが。
いつも一人、ではなく、一匹のアオサギ。老後はどうするんでしょう。海沿いですから、恵比
須さんですね。蛭子(能収)さんではありません。
右の看板は分かりますが、左の看板はナンデショウ?
昔、この海岸沿いに、煮干し工場が沢山あったのですが、随分減ってしまいました。小屋
の戸が開いていたので、覗いて見たら、イチゴをパックに入れる作業をしていました。
シーガラスというんですか?海に洗われて、角はすっかり丸くなっています。私も、これくら
い丸くなれば良いんですが。
以前紹介しましたが、シーガラスを集めて、接着し作った、ランプ。最近はペットボトルに取
って変わられたため、シーガラスはすっかり減ってしまったそうです。
ガラスだけでなく、陶器の破片も、左は何か由緒あるような、上品感じ。角もまったくなく、
見事なものでした。右は、赤い色が入っている所を見ると、おめでたい席に使ったもの
か?いろいろ想像して、見るのも良いもんですね、
こちらは見事に、まん丸くなった石。意外と少なかったのが貝殻。桜貝を探したのですが、
ありませんでした。「美(うるわ)しき 桜貝一つ 去りゆける きみに捧げん・・・・・」を「去り
ゆける カミサンに捧げん・・・」などと替え歌にして、誰もいない海岸で、思いっきり歌いま
した・・・・この、ガラスも、陶器もいずれ、波にさらわれ、又、どこかに行ってしまうのでしょ
うが・・
私の好きな風景ですが、石垣に張り付いた蔓、まるで、大木みたい。
浜昼顔。時季外れの松ぼっくり、何となく、哀愁を感じます。
という事で、交通混雑にも巻き込まれず、人混みに酔う事もなく、カネを使うこともなく、波
音を聞きながら、海のオゾンを胸一杯に吸って、ゆったと、半日を潰しました。
皆さんも、たまには、近所でもゆっくり散歩しては如何。意外と、いろんな物があって、面白
いですよ。
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こんにちは。
おお、ブログ村のトーナメントでこの記事が優勝しましたね。おめでとうございます。テーマ的にどういう記事が上に行くのかなと思って見ていましたが、結果的に海岸に密着したルポが評価される結果になったと思います。
投稿: kanageohis1964 | 2014年5月14日 (水) 09時32分
kanageohis1964様
ありがとうございます。
ルポと言うほど大げさなものでなく、ブラブラ歩いて撮った写真です。
地元にありますから、PRがてら、随時取り上げて行くつもりです。
投稿: sugikan | 2014年5月14日 (水) 11時37分