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2014年3月 3日 (月)

諫早市美術・歴史館オープン~諫早市

Img_20140303_0002

 (「諫早家ゆかりの品々展」図録より)

昨日の、雲仙鉄道の続きをと思っていたら、写真の整理ができず、おまけに諫早の病院

へ。


前週に心臓細動が起ったことを話したら、検査は延ばしましょうか、と言う事で、「PSAの

値も初期段階だし、この値だと、このままにしていても、あと十年は大丈夫でしょう」。せっ

かく決心して行ったのに、検査入院は延期。


と言う事で、家に帰ってもカミサンがいるだけだし、図書館はお休み。諫早の美術・歴史館

がオープンしたということを聞いていたので、行ってみました。以前は、郷土館はありまし

たが。


入ったとたん、ゆったりとしたホール。雰囲気が良いですね。

どなたか、言っていましたが、便所の壁のタイルも洒落ていますね。女子便所は、どうか覗

いて(純粋に比較のため)見たかったのですが・・・・赤みたいでした(人から聞いた話です)

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中の展示も、ゆったりとして、説明も分かりやすくしてありました。


2階建てで、一階は常設展。二階が企画展示室と、研修室(貸室)。開館記念として、二階

は、4月の29日まで、記念特別企画展「諫早家ゆかりの品々展」。これは、見ごたえがあ

りました。


受付で、「展示品以外の館の様子など、写真撮ってもいいですか?」、「展示品も撮影禁止

とあるところ以外はいいですよ、フラッシュはたかないでください」、「マジ~、普通、博物館

は撮影禁止じゃない?」「え~でもいいですよ」。この、諫早市の器量の大きいこと。いろい

ろ、調べ物をしていると、どうしても、写真に撮って調べたいことがあるので・・・・本当に、

助かります。こんな事なら、良いカメラの方を持って来たら良かったかナ。


一番上の写真は、企画展の図録から複写したものですが、下が私が撮ったもの。

「明珍作うこん威甲冑」。甲の頭、真ん中の所、水晶球の中に、載金(きりがね)で装飾さ

れた木彫の像が入っています。軍配なども展示してあり、右の兜、「獅子王尊霊甲」。増田

明珍宋次作。これ、すごいですよ。

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諫早家にお輿入れした、お姫様の婚礼道具と思われる駕籠「黒漆塗唐草文花杏葉紋散

女乗物」、担ぐのも大変なら、乗っていくのも大変だったのではないでしょうか?

船と同じで、揺れますから、「駕籠酔い」もあったのでは?後の所は、背もたれみたいなも

の、左右には、アームレストかな?

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大雄寺の「十一面観世音菩薩座像」。これ見たくて、大雄寺まで行ったのですが、がっちり

鍵がかかって見れなかったもの。


諫早家代々の守り本尊。高城(たかしろ)の頂上に奉安してあったものを、第8代目の茂

行公のとき、大雄寺の堂宇に奉安したそうです。


左手に持っているのは徳利か?何か気になります。頭に、11の観音様が彫ってあるのが

分かると思います。いいお顔の観音様でした。思わず合掌。

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「エーセルテレカラフ」。現存する国内最古の電信機。左の針がついたものを回すと、時計

のようなものも同じように回っていき、ボタンをおすと、上のベルが「チン」となって、選んだ

文字が(両方とも、ひらがなが書いてあります)分かるようになっています。


このようなものから、現代のインターネットへと発展したかと思うと、情報通信の原点を見

るような感じでした。


これ、模造品ですが、実際に体験できます。 常設展示場の方に置いてあります。実際動

かしてみると、結構面白いものでした。

P3030298

その他、企画展では、古文書、古地図、諫早家の当主の肖像画、国内に二冊しかないと

いうナポレオン辞書、金泉寺の千手観音など、貴重なものがたくさん展示されていました。


この二階の企画展のものは、企画展が終わると、元のところに戻すみたいで、興味のある

方は、4月29日までですから、是非ご覧下さい。


ところで、入場料、大人200円と書いてありましたが、取られませんでした。どうも、3月い

っぱいは無料のようでした。図録は1000円ですが、是非お買い求めください。役に立ち

ます。


なお、この近所は諫早公園、高城跡、高城回廊、諫早高校内の桃山様式の庭園、御書

院、眼鏡橋、諫早家墓所の天祐寺等あり、環境は良い所です。


今日は体調が悪く、ざっと見ただけですが、また、じっくりと見に行くつもりです。どうです

か、ご一緒に。いつものように、若い女性に限りますが。

(参考:「諫早市美術・歴史館開館特別記念展『諫早氏ゆかりの品々展』」図録より」



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コメント

これは行ってみたいですね・・・それも入場無料の3月中に^^;

パソコンのハードディスクが壊れてしまって復活するのに半日掛かってしまいました・・・最近のパソコンはリカバリーディスクが付属していないのもあるので絶対に最初に作るべきだと思います

少し小ぶりですが、その分ゆっくり見れます。ただし、土、日は多いようなので、平日に。
特に、2階の「諫早家ゆかり」のものは、特別展示が終わったら、それぞれの所有者の所へ戻されるみたいで、一同に見られる機会は、ほとんど無いと思います。
トイレのタイル、女性用は赤で洒落ているそうですが、奥様にご確認を。

パソコンは、以前、手作りのを使っていましたが、パンクして、修理に持っていくところもなし、部品も売っているところもなし、(以前は橋口町のヤマダ電気に結構あったのですが・・・・)結局、新しいのを買いましたが・・・・・私のも、リカバリーが付いて無く、最初に作りました。どこへ置いたのか、記憶が・・・・

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