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2014年1月13日 (月)

「ダンヒルライター」と映画「竜二」の私的思い出 その2

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DVDの映画の最初に、メッセージがでます。


「竜二」主演の金子正次、さる、11月6日未明に亡くなりました。

金子正次の「竜二」は永遠に不滅です。


1983年公開の映画です。いつ、どこで見たのか忘れましたが・・・・・・

自主制作で、金子政次の初出演の映画。湯布院映画祭に出品後、10月29日より全国で

公開され、ヒットするも公開中の11月6日に33歳で死去しました。上の言葉、亡くなった

後、映画館に貼られていたそうです。あの頃に、青春を送っていた方は、この映画、ご存

知だと思います。


あらすじを簡単に書くと、

新宿でやくざ稼業をやっていた竜二(かなりの顔役)が、やくざに漠然とした疑問を覚え、

やくざから足を洗い、別れていた妻と子供(女の子は金子政次の実際の娘)と一緒に暮ら

し、ひと時の幸せを送る。酒屋の配達をし、以前とは、取る至らない給料だが・・・



その中で、昔、足を洗った先輩、同稼業で、友だったやくざの死、手下だった男の出世に

出会いながら、再び竜二はやくざの世界に戻っていく。



ラストシーンが、秀逸で、肉屋の特売日に、妻と娘が並んでいるのを見かける竜二。妻も

気付くが、2人の間には何の言葉もない。かたい顔の竜二。映画は、無音の世界になって

いく。



しばらく見つめあうが、竜二の眼にかすかに涙が流れる。妻に背を向け、雑踏の中に消え

ていく竜二。妻はすべて分かったのか、娘に、「あや、おばあちゃんの所に帰ろうか。」「ま

た、全日空に乗れるの?」



最後は、竜二が夜の雑踏の中を歩き、萩原健二の「ララバイ」の音楽が流れる。暗転。こ

この所、恰好良すぎる!


さて、この映画の中で、竜二に2人の手下がおり、一番下のチンピラが、バーゲンで服を

買ってきて、兄貴分に、自慢する。「これ意外と安いんです、そこんところで、バーゲンやっ

てたから」、と言うやいなや、兄貴分が、「なんだ、この野郎バーゲンだ、やくざがバーゲン

のものが買えるかよ、そんなものは、???主婦か、あほだら倅に、まかせればいいんだ

よ。

お前ヤクザの意地があるのかよ・・・・・・・と竜二さんに言われたんだよ。」と台詞があり、こ

の言葉が妙に頭の中に、残っていたのです。


後日、ある人から、こう言われました。「100円ライターなんか使うんじゃないよ。100円ラ

イターを使うやつは、100円の価値しかないよ。」


このようなことから、特にダンヒル支社での感動から、やはり、男は一流のものを持たなけ

れば、という思いが頭に中にずっとあり、タバコを吸わないのにかかわらず、ダンヒルのラ

イターを○万円で買ったのでありました。


ここら辺の心の動きは、他人には分からないと思いますので、ブログタイトルも、「私的思

い出」にしています。「私的」なら、自分だけ分かれば良いもんで・・・・


ほかにも、カミサンに値段を言ったら、離婚ものの一流品を、密かに隠し持っているので

ありますが。


竜二がやくざを引退する時のセリフ


花の都にあこがれて

飛んできました一羽どり

ちりめん三尺パラりと散って

花の都は大東京です

金波銀波のネオンに下で

男ばかりがやくざではありません

女ばかりが花でもありません

六尺たらずの五尺の体

今日もゴロゴロ明日もゴロ

ゴロ寝さまよう私にも

たった一人のガキがいました

そのガキも今は無情に離れ離れ

ひとり淋しくメリケンアパート暮らしよ

今日も降りますドスの雨

刺せば監獄

刺されば地獄

私は本日ここに力尽き引退いたしますが

ヤクザモンは永遠に不滅です


このセリフ、長淵剛の「泣いてチンピラ」の曲が似ている所があり、「花の都に憧れて 飛

んできた逸れ鳥」「六尺足らずの 五尺の痩せこけた体で」「刺せば監獄 刺されば地

獄」。長淵剛の曲の方が後です。


さて、そこで、百円ライターを使っている、アナタ、今すぐ一流品に取り替えなさい。安っぽ

いもの使うんじゃありません。安っぽい人間になりますよ。


私、本当は、マッチでタバコに火をつけるのが、一番カッコ良いと思っているのですがね。

「マッチ擦るつかのま海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや」  寺山修二

「既に煙草はなくなりぬ 頼むマッチも濡れ果てて ・・・・・・・・・」   討匪行より 



ところで、私のダンヒルどうしてるかって?御仏壇のローソクの火を付けるのに、使ってい

ます。カミサンも、一流品に取り換えたいんですがね。こっちが取り換えられる方か・・・・







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