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2013年12月19日 (木)

沙門空海唐の国にて鬼と宴する(漫画版)~夢枕獏原作・大西実生子漫画

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じぇじぇじぇ、というか、ビックリ仰天というか、晴天の霹靂というか、およしになってよ、とい

うか、本当に、夢枕獏さんの「沙門空海唐の国にて鬼と宴する」。本気で漫画にするんです

か?分厚い本、四巻ですよ。


ということで、Amazonで偶然見つけ、取り寄せて見ました。なにせ、田舎の本屋さんには、

置いてないから。出版されたのが6月26日。まだ二巻目が出ていないところを見ると、悪

戦苦闘してるんじゃないでしょうネ。この漫画、カドカワデジタルコミックスとして、Kindle版

でも読めそうです。


とにかく、伝奇物としては面白いものでした。漫画は、まだ第一巻目で、話は入り口です

が、漫画でどう表現していくか、楽しみです。


さて、筋を紹介したいのですが、とても、簡単に書けるものではなく、本書の裏に、紹介が

書いてあるので

「中国・唐の時代、密教の真理を求め入唐を目指す一人の若き留学僧・空海と遣唐使とし

て選ばれた儒学生・橘逸勢。人々を魅了する空海の才に助けられて、遣唐使一行は苦難

を乗り越え長安の都にたどり着く。

そこでは、幻術を操る大道芸人・丹翁との出会いに始まり、呪いの術をかけられた胡姫・

玉蓮を救うことに。

さらに、役人・劉雲樵の邸が猫の妖物に取り憑かれるという怪事件に遭遇。妖物は時の

皇帝・徳宗の死まで予言し不穏な気配が・・・・。この時から二人は、唐王朝を揺るがす大

事件にかかわることになるのだった!!」何か、ワクワクしませんか?


空海、橘逸勢は、嵯峨天皇と合わせて、三筆(書道史上の能筆、要するに字が上手な人、

私は平成の悪三筆の一人)です。


空海は弘法大師の事であり、千々石町、お隣の小浜町の富津にも寄られ、六角井戸の話

になっています。千々石町の話は、あまりいい話ではなので、省略。まあ、空海伝説は、

日本国中ありますが・・・・


さて、漫画本の帯に、「映画化プロジェクト始動中!!」と書いてありますが、特殊撮影が

進歩している現在、映画化には多分ピッタリするような話。


ところで、「大江戸恐龍伝」。第四巻は十二月の末出版予定と書いてあって、第三巻は

Amazonで予約発売していたのですが、第四巻は、まだ、予約はしていないみたいですが、

夢枕獏先生、また、何年も待たせるつもりじゃないんでしょうネ。






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