センゴク一統記 第5巻~宮下英樹著
つい最近、「信長伝~VOL3・長篠の合戦」が出たと思ったら、こんどは「センゴク一統記
第5巻」がでていました。
第4巻で信長が死去したので、おしまいかと思ったら、第5巻です。考えて見ると、主人公
は仙石秀久ですから、まだまだ、続くわけです。
信長が亡くなって、秀吉は、速やかに毛利と和解し、「中国大返し」を行います。
「世に謂う 秀吉の大返し 行軍距離の限界は 一日40㎞と考えられる しかし この時の
秀吉軍の場合は 最も強行軍の隊では 一日半で100㎞のペース 通常の行軍速度は時
速2~3㎞ 神歩と呼ばれる 織田軍でも時速4㎞ つまり この梅雨の中 時速4キロとし
て 25時間進み続けねば ならないのである」、と説明してあります。
さて、大返しを始め二日後、淡路海賊 菅平右衛門尉(かんへいえもんのじょう)が、明智
光秀と同心・・・淡路洲本城を占拠、秀吉軍の背後を脅かします。
こうして見れば、淡路島が「中国大返」しを妨害する、要所だということが解ります。
ここで、出てくるのが、主人公、仙石秀久。わずかの手勢で、淡路島の討伐を命じられます
が、これは、第6巻。
本能寺の変を起こした、明智光秀については諸説ありますが、この第5巻にも、光秀の考
えが描いてありますが、少し近代的かな?
いま、三谷幸吉の「清須会議」、と言う本を読んでいますが、信長亡き後の、清須城を舞台
に5日間を描いているみたいですが、面白かったらご紹介します。
この、「清須会議」は11月9日に映画で公開されるみたいですから、公開されたら見に行こ
うかな?ご一緒にいかがですか?役者は役所広司、大泉洋、小日向浩市、妻夫木聡、で
んでん、松山ケンイチ等々ですから、面白いでしょう。(もっとも、私、映画、ドラマは見ない
ので、役所広司さん以外知らないのですが・・役所広司さんは、諫早出身だから知ってます
が・・・・)
なお、来年のNHKの大河ドラマは、「黒田官兵衛」だと言うことで、これまた、来年は楽しみ
ですね。黒田官兵衛も、なかなか、その考えが、つかめない人ですから・・・・
« 有明町フラワー公園&ケバブ食べました | トップページ | 「長崎くんち」・知ったかぶり »
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 数十年ぶりの「週刊朝日」(2020.06.30)
- ジョージ秋山さんについて(2020.06.18)
- 「『手塚治虫AI、それは可能か、不可能か。」★「『TEZUKA2020』プロジェクト」~モーニングNo13・2020(2020.03.03)
- 「今日はステーキ」ただし「エノキ」のですが・・・「エノキのステーキ」(2019.10.23)
- 「なつそらのアニメーション資料集」~オープニングタイトル編(2019.09.26)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 今年は「豆本」集め(2021.01.22)
- 「謎の探検家 菅野力夫」~若林純著(2021.01.13)
- 久しぶりの「週刊ポスト」(2021.01.06)
- 「たい焼き」のアンコから、ブレない心を考えた。(2021.01.04)
- まるいもの(2020.12.25)
何だか子供の頃に知った懐かしい名前が並んでいますね・・・
仙石秀久・・・子供の頃に読んだ少年マガジンの「チャンピオン太」という漫画に仙石秀久が石川五右衛門をバックドロップで仕留めた図がありましたね(^^)
黒田官兵衛・・・ボーイズライフという雑誌で横山光輝氏の「片目猿」の次に連載されたのが同じ作者の「黒田如水」でしたよね・・・「片目猿」の「剣の舞」の」記憶はあるのですが「黒田如水」はあまり覚えていません^^;
投稿: 心づくし | 2013年10月 9日 (水) 23時17分
仙石秀久は、石川五右衛門を捕まえたという言い伝えがありますが、バックドロップは良いですね。
黒田孝高、一般には黒田官兵衛、出家後、黒田如水です。
坂口安吾、吉川英治、司馬遼太郎等も書いています。
竹中半兵衛衛と並ぶ、秀吉の参謀です。魅力ある人物みたいです。
NHKドラマが楽しみです。
投稿: sugikan | 2013年10月10日 (木) 23時03分