平成25年度 温泉神社秋季例大祭~雲仙市千々石町
稲刈りもほとんど終わり、夏が異常に暑かったのですが、台風も来なかったために、例年
通りの出来みたいでした。
昨年も書きましたが(来年も書く予定ですが)、今日は千々石町の氏神様、温泉神社の秋
のお祭りです。
千々石には、木場名、野田名、小倉名、上峰名、下峰名、南船津名、北船津名の7名が
ありますが、祭りは順番に回って、7年に一回の当番になり、今年は北船津名が当番で
す。「船津」と言うくらいですから、昔は北船津名くらいまで、海だったことが伺えます。な
お、頼山陽が泊まったという、「天川屋」があります。
最初に、奉納踊り、踊りが2~3,
後は、神事が続きます。拝殿では、御輿の担ぎ手、役員さん、地元の偉い方がお祓いを
受けますが、私は偉くないので、ここには入っていません。
やっと出発。右は、このあいだ書いた、鯛引きです。子どもが引いていきます。
下の写真、単なる天狗さんだと思っていたら、これは、古事記、日本書紀に登場する、「猿
田彦」だという情報をいただきました。
御神輿は以前は、担いでいたのでしょうが。若い者が少なくなり、車を付けた台車の上に
乗せ、引っ張って行きます。まあ、この人数では、担ぐのは無理。いつの日か、トラックに
乗せていくのでは・・・・
途中、8カ所での道踊り。北船津名独特の「トントンロッツン」。太鼓の音に合わせて踊り、
そして三味線を弾くことから、「トントンロッツン」と呼ばれているそうです。
右の女性、三味線を持って、歌っています。カミサンの同級生ですが、8カ所で道踊りをす
るので、「もう、くたばった」と言ってました。
「浜の音頭」と「南中ソーラン」
途中、老人センターがあるので、見物ですが、今日は寒くて、毛布を被っていました。
右の写真。子どもが、紐で引っ張られて、便利と言えば便利ですけれど、何か、犬っころを
引っ張っているみたいで・・・・せめて、お手々つないで・・・
さて、御旅所へ到着が、13時近く。15時からは、「中日の演芸会」です。
昔は、祭りは3日で、一日目がお下り、二日目が中日、三日目がお上りだったのですが、
皆さん忙しく、祭りを二日にし、中日の演芸会は、お下りの後、一日目のお昼からになりま
した。
北船津名には、上石田、下石田、瀬々尾(ぜぜお)、中島、上町、中町、北元江、八が島と
各自治会がありますが、その自治会ごとの演し物です。
歌あり、踊りあり
右の方は、カラオケ好きが高じて、カラオケ屋さんのオーナーになった方。
餅まきならぬ、サービスの飴まき。
さて、こうして一日が終わったわけですが、いろいろ話をすると、どこも同じ事。
若者が少なくなっており、次回の当番の時に、自分の所で、できるかということ。何とか続
けて欲しいものですが・・・・
6月頃から準備に入りますが、御輿担ぎ、旗持ち、会場準備、交通係、踊りの練習、等々
があり、見ている分には楽しいのですが、当番町の大変さは、やってみなければ分からな
いところです(ウチも三年前、当番町でした)。
長崎の、くんちも素晴らしいものですが、田舎の祭りも、素朴な味があって面白いものです
よ。機会があったら、どこかの祭りを見に行ってください。
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