10月1日は秋のはじまり~雲仙市千々石町
この、ところてん屋さん、ブログで、何回取り上げたことか。営業が7月1日から9月31日ま
で。
昨日、9月31日、今年最後かと思って、ちゃんと買って来ました。最後だから、一つおまけ
をして貰いましたが。
今日、10月1日、通りかかったら、ちゃんと閉めてありました。ここが開店すると、夏が来た
なと思い、閉店すると秋が来たなと思います。私にとって、10月1日が秋のはじまりです。
店のおばちゃんは、元気で、来年も開店するでしょうが、何となく、閉じてあるのを見ると、
「さよならだけが人生だ」の詩を思い出します。
「勧 酒」
勧君金屈巵
満酒不須辞
花発多風雨
人生足別離
コノサカズキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ (于武陵作・井伏鱒二訳:「厄除け詩集」より)
ついでにもう一つ、「さよならのうた」を
「さよならうた」
じゃね またね はなめがね
やねのきつねは ひるねかね
ぶつけていたい むこうずね
じゃあね あのね まるきぶね (谷川俊太郎作:「わらべうた」より
ついでに秋めいてきたので、秋の俳句、川柳でも・・・・
女百態 そのひと色の 曼珠沙華 早良葉
十月は お祭り好きの 青い空 水野亜希子
乳房とは かくもつめたき 今日の朝 江隈順子~あれって、冷たいもんですか?今度
触ってみようかな?
すざまじや 肉体枯れて なほ男 能村登四郎 ~私も、だったら良いんですが・・・
秋めくや ところてん屋の 店じまい sugikan
そういえば、秋といえば紅葉、、紅葉で有名になってきている、「三十路苑」に、そろそろ見
に行って、情報提供しようと思いますが、紅葉といえば、梁塵秘抄に、こんなのもありまし
た。
らず
女の盛りなるは 一四五六歳二十三四とか 三十四五になりぬれば 紅葉の下葉に異な
まあ、ひどいこと言いますね、34,5歳は、下葉と同じですって。今では、40歳、50歳で
も、「美魔女」と言っている時代。もっとも、ウチのカミサンは、「美魔女」から、「美」の字を抜
きますが・・・・
さて、秋の句で、私の一番好きな俳句
妻が居て夜長を言へりさう思ふ 森澄夫
夫婦とは、かくありたいものですが・・・
話が、随分横道にそれましたが、この、ところてん店屋さん、来年の、7月1日、開店の時
にまたブログに登場してもらう予定です。
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コメント
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私が一番好きな秋の歌は
「木の間より もりくる月の 影見れば 心づくしの 秋はきにけり」
ハンドルネームの由来です(^^)
投稿: 心づくし | 2013年10月 1日 (火) 22時06分
古今集ですね。
牧水の
「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり」、が好きだったんですが、酒はドクターストップで、残念。
秋は、何となくしみじみとしますね。飲み過ぎないように。
投稿: sugikan | 2013年10月 1日 (火) 22時35分