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2013年9月12日 (木)

信長伝★姉川の合戦~宮下英樹

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早々と出ました。「桶狭間の合戦」に続く、「姉川の合戦」。この姉川の合戦、高校の時、習

いましたかね?なにせ、歴史の時間は嫌いで、熟睡していましたから。今では後悔してい

ます。以下少しおさらいを、間違っていたら、コメントで指摘をして下さい。


姉川の戦いは、浅井・朝倉と信長・家康の戦いです。浅井長政(「あざい」と読んだり「あさ

い」と読んだり、学説があるようですが・・・・)の奥方は、ご存じ信長の妹、お市の方です。


浅井長政は、六角氏と敵対し、後ろ盾を求め、信長は美濃の斉藤氏の領地を狙い、両方

から挟んで攻められること、また、信長は、将軍足利義昭を伴い、上洛する野心を持ってい

ましたが、このとき、浅井氏の領土を通らなければならないため、両者の利益が合致し、同

盟を結びます。


しかし、信長が朝倉氏を攻めたとき、浅井長政は信長を裏切り、信長は這々の体で撤退を

します。「金ヶ崎の退き口(かねがさきののきくち)」、「金ヶ崎崩れ」と呼ばれているそうで

す。


ここで、信長はもちろん頭に来て、浅井・朝倉と合戦をしますが、その一つが、姉川の戦い

です。

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例によって、現地まで出かけ、資料を基にした地図。分かりやすくて良いですね。


さて、この本買って、何か面白いDVDでもないかと、TSUTAYAのDVD置き場の、暖簾(暖

簾がなにかって?あの種のDVDが置いてあるところです)をくぐろうとしたら、すぐ横に

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なんと、「謀反なり浅井長政」なるDVDが置いてあり、「謀反なり明智光秀」も置いてありまし

たが、こちらは後日借りることに。


解説は、長浜市長浜城歴史博物館参事 太田浩治氏。浅井氏の裏切りについては、以前

同盟者であったものが、木下藤吉郎、徳川家康等が台頭するにつれ、家臣扱いされたの

が、気にいらなかったこと、また、信長、家康が中央集権国家を目指すのに対して、浅井氏

は、各大名が自分の領土を安泰に納め、連邦的な国家を考えていたのではないか、との

説明でした。別に朝倉氏と長政は縁が深かったとの説もありますが・・・。このDVD見かけ

たら、是非借りてみて下さい。姉川がどんなところかも、良く分かります。


さて、「信長公記」(「しんちょうこうき」又は「のぶながこうき」)。織田信長の一代記、著者は

信長旧臣の太田牛一。信長を書いたものとしては、第1級品だそうです。下の写真は、現

代語訳ですから、気楽に読めます。

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浅井長政が裏切ったことに、信長は、「・・・そこへ北近江の浅井長政が背いたとの情報が

次々に入った。しかし、浅井は信長のれっきとした縁戚であり、その上、北近江一体の支配

を許しているのだから不足があるはずはない。信長は浅井が背いたというのは誤報であろ

うと思った。・・・」。最後まで浅井長政を信じていたのでしょう。


さて、この姉川の合戦、いろいろ意見があるようで、先ほどの、太田浩治氏は、そんなに大

きな戦いでは無かったろうと述べています。


言い忘れていました、「信長伝」で竹中半兵衛が登場します。竹中半兵衛の、「後詰めの

計」に対する、山崎新平俊秀の「母喰鳥(ふくろう)の計」。何の事か?読んでください。


この「姉川の合戦」は勝敗がつかず、信長が浅井長政を滅ぼすまで、4年間の月日を要し

ます。

(参考:「信長公記~太田牛一書 中川太古訳」「謀反なり浅井長政~DVD」)




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