雲仙鉄道 その25~鉄道発祥の地

今日の話は、直接雲仙鉄道とは関係ありませんが、今後の話題で、少し関係が出てくる
ので書いてみます。
今日は、カラット晴れた、とはいえない、梅雨空。しかもムシムシとした天気。諫早まで行っ
た帰り、運動公園を一周、約5000歩ばかり。この公園には、機関車置いてあります。
この機関車は、昭和14年に誕生。名古屋、金沢、富山、人吉、宮崎、鹿児島で、昭和50
年まで活躍し、326万キロを走ったそうです。
この、展示してある機関車の良いところは、運転席に登れること。
もちろん、可動部分は溶接して動きませんが、すごい迫力。赤い部分が、お釜さんで、ここ
から石炭をくべたのでしょう。
さて、この横に説明板が立ててあり、
赤いところ、「慶応元年(1865年)トーマス・グラバーが長崎の大浦海岸で蒸気機関車
(SL)を走らせたのが、日本で最初でありSLの発祥の地ともいえる。」と書いてあります。
普通、鉄道の発祥と言えば、「汽笛一声新橋を・・・・」との歌とともに、明治5年9月12日
に、新橋駅~横浜駅が開通したと習っていたのですが。
じつは、先日から「九州鉄道物語~桃坂豊著」を読んでいたら、「鉄道発祥の地」として、
長崎の事が書いてあり、要約すれば、1865年7月22日発行の英国の新聞「レールウェイ・
タイムス」に長崎の事が掲載され、これを、トムリンソン氏が発見し、長崎高等商業学校の
武藤教授にそれが伝わり、門司で開かれた「鉄道五十年祝典記念講演会」で披露し、当
時の新聞では、鉄道の発祥は長崎にありと誇らしげに自慢してあるそうです。
当時、長崎の外人居留地の大浦海岸通りに、「グラバー商会」が一時的に軌道を敷設し
(他の資料では、市民病院から松ヶ枝橋までの600メートル)、小型蒸気機関車で客車
を引っ張り、見物人に見せ、その後、上海で使用する予定だったそうです。
私は残念ながら見ておりませんが、長崎市民病院前に、「鉄道発祥の地」という祈念碑が
あり、説明板には「慶応元年(1865)英国人貿易商人トーマス・グラバーは、日本で初
めて英国製の蒸気機関車アイアン・デューク号(鉄の伯爵)号を敷いて走らせた。集まった
人々は驚きの歓声を上げて見物した。この試走は日本近代化の牽引車になった。」と記さ
れてあります。
ところが、この、「九州の鉄道ものがたり」、もう少し先を読むと、今度は「日本初の蒸気機
関車」という文があり、これによると、1855年(安政2年)、日本人の手によって、「蒸気機
関車」が作られていたとのことです。
長崎に寄港したロシア軍艦「ハルラータル」号の艦上で模型の蒸気機関車の運転がおこ
なわれ、それを見ていた、佐賀藩士中村奇輔が、負けてなるかと藩の精煉方挙げて、制
作をしたそうです。
佐賀県は地味に見えますが(佐賀県の方ごめんなさい)、実は佐賀藩の事を学ぶと、進取
な所があり、藩主の考え方にもそれが見えます。佐賀県は、「葉隠」、バルーンフェスタ、タ
レントのはなわさんだけではありません。
2年をかけ作り、大きさは、全長39,7㎝、幅14,3㎝、高さ31,2㎝の小さなものです
が、蒸気機関車は蒸気機関車です。この機関車、佐賀県立博物館に展示してあるそう
で、ネットでも見られます。なお、燃料はアルコールですが、藩の記録によれば「焼酎をた
いて走る」とあるそうです。
(「九州鉄道ものがたり」より。注:こちらは模型だそうです。)
さて、鉄道発祥の地あり、日本初の蒸気機関車あり、「汽笛一声・・・」の方は、官営による
営業の始まりの鉄道だったといえるでしょう。
長崎県、及び佐賀県の方は、俺が鉄道の元祖、本家だと、胸をはって言いましょう。
実は、私、鉄道にはあまり詳しくなく、補足がありましたら、コメント欄に書き込んでおいて
下さい。他にも諸説あるみたいで・・・
(参考・引用:「九州鉄道ものがたり~桃坂豊著」、他、各ネットより)
蒸気機関車懐かしいですね。大学受験の折、蒸気機関車で行きましたが、当時、、富士
山を見たら落第するとのジンクスがあり、ポチと富士山を眺めたら本当に落第しました。
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