千々石の田植え風景~雲仙市千々石町
昨年も、田植え風景を載せましたが、こんな広い田も機械ですれば、ほとんど人手いら
ず。
苗を植えるのも田植機で、ただ、植え残しがある所は、人の手で。
苗も今では農協などで、左の写真のように、育苗したのもを使います。右が余り苗。苗が
風で倒れたり、根付かなかった時に使いますが、ほとんどが、そのまま枯れてしまいま
す。
役に立つときがあれば良いのですが・・・・これを見るたびに、自分の身と比べて、何とな
く、侘しくもあります。
日本人の勤勉さでしょう。こんな狭いところにも、ちゃんと植えてあります。
勿体なや昼寝して聞く田植唄 一茶
風流のはじめや奥の田植えうた 芭蕉
今や、田植唄なんて、ありません。ラジオをガンガンかけて、田植えをやっています。
さて、
(「目で見る 島原・南高の100年~監修 松尾卓治」より)
牛に鋤を引かせて田起しをしている風景です。島原の昭和33年の写真と書いてあります。
後ろに見えているのが、眉山。島原大変肥後迷惑で崩落した山です。
そういえば、ウチのカミサンの実家にも、牛を飼っていましたが・・・・美味しそうでした。
これも珍しい写真で、耕耘機の実演風景だそうです。昭和30年代の写真だそうで、この
頃から農業の機械化が始まりかけたのでしょう。
(同書より)
昔は、お米は、八十八回(米という字を分解すると八十八になります)という、手間をかけ
て苦労して育てたものだから、大切に食べなさいと習ったものですが、今の農業の機械化
を見ると・・・・
農家にとっては、機械化したほうが楽で、農業はつらいものと、昔のイメージが残っている
ため、なかなか嫁がこなくて、40歳代で独身はざらです。都会のお嬢さん方も農家へ嫁ぎ
ませんか?何よりも土に親しむのは楽しい事ですよ。
久しぶりに、森山町上井牟田のため池に行ってみたら、オブジェが変わっていました。
多分、サッカーのワールドカップ出場を祝ってのものでしょう。後ろのお馬さん。ここも米所
で、田植え時期なので、農耕馬をイメージしたものかな?
(参考・写真:「目で見る 島原・南高の100年~監修・松尾卓治」)
台風が近付いてきています。皆さんもポチご注意を。ウチのカミサンの台風に比べれば、
ポチとも比べものにならないけれど・・・
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