千々石の飛び石~雲仙市千々石町
この写真、以前にも出したもので、すみません。手抜きです。
さて、この間、諫早市本明川の飛び石のことを書きました。千々石にも、飛び石がありま
す。左が温泉神社付近の飛び石、こちらは間違いありません。
右の写真は、河川公園が作られ、ちょっとした東屋が作ってあり、そこにある飛び石。これ
が、風情を付けるために作ったものかどうか?
向こうの方はドン詰まりになっています(私の人生と一緒)。ここらあたりも、昔とは、ずい
ぶん変わっていますから、本当の飛び石かどうかよく分かりません。
という事を話していたら、自然の家の知人が、「ウチの近くにもあったよ、小さい頃渡って
いた」という話。
昭和49年に、千々石川の河口付近に、「元江橋」ができ、それまで、飛び石をつたって、
渡っていたそうです。これが、「元江橋」。
赤の四角が「元江橋」。黄色い四角が飛び石のあるところで、これで、行ったり来たりして
いたそうです。
実際見に行ったら・・・・下流の方です。
自然石を使ったものですが、こちらの方は、満潮時には水の下に隠れてしまい、見えませ
んでした。干潮時を見計らって、写したものです。
上流の飛び石も、こんな感じかと思ったら
使われないためか、途中から無くなっていますが、立派な飛び石。これなら、満潮時にも
に使われ、ほとんどこちら側が使われていたのでしょう。
残念なのは、途中から無くなっていること。用がないので、壊したものでしょうが、惜しいも
のです。この飛び石の存在、段々と忘れられてしまうのでしょう。
こうして、私たちの先祖から伝わってきたものが、ひとつひとつ無くなってしまってしまうの
でしょうが、庶民の歴史の悲しさです。英雄、有名人の話は、無くなりませんが、庶民の歴
史は消えていくばかりです。
今日も外は雨、「雨、雨、ふれふれ、もっとふれ、私のいい人、連れて良い。」、なんて、い
い話ポチとでもありませんかな。
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