最後のキリシタン王国「有馬」~長崎県南島原市
今日は少しお勉強をと。南島原市で、シンポジュームがあるとかで、出かけました。正式に
は「『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』世界遺産登録シンポジューム 最後のキリシ
タン王国「有馬」 ~キリシタンの繁栄から殉教の地、南島原から世界遺産を~」
会場に入ったら、ゆるキャラクターのお迎え。左が口之津町の身長3.5mの、ベイガ船
長。右が、「お名前は?」と聞いたら、「ハルッピー」と答えました。北有馬、日之江城の城
主、キリシタン大名の名は「晴信」。
最初ご挨拶があって、これは省略。
次に、「公益財団 ながさき地域政策研究所 理事長」の脇田安大氏の基調講演。世界遺
産登録の話。観光とどう結びつけていくか、今後の課題など。経歴をみたら、日本銀行長
崎支店長を勤めた方。分析力が違いますね。
続いて、有馬家第27代、有馬匡澄(まさずみ)氏のご挨拶。世が世であれば・・・
右は、福井県丸岡市の大雲寺にあるという、有馬晴信の木造のレプリカ。似てますかね。
南島原市では今年、「平成遣欧少年使節」をイタリア、ポルトガルに派遣をしています。そ
の朗読劇(報告)。
以前、少年使節を派遣した関係市町、千々石町、大村市、大分市合同で少年使節を派遣
したことがありました。大村市は確か続いているみたいですが、わが雲仙市は、なにやっ
ているの?他人にアイディア取られて・・・・合併したから、市としては関係ないか。
続いて、シンポジューム。最初にパネリストの意見を。
最初に、東京大学名誉教授、聖トマス大学大学院教授の五野井孝史氏。次に鹿児島県
谷山カトリック協会司祭、バリニャーノ研究家のムイベルガ・ヨゼフ氏。少年使節はなぜド
イツに行かなかったのか?マルチンルター、プロテスタント協会の源流を作った人の国で
す。(少年使節を連れていった、ヴァリニャーノはカトリックでイエズス会に属していました
たから。)と言うような話を混ぜて、ユーモアのある話。スクリーンに映っているのが、ヴァリ
ニャーノです。
三人目が、第17回松本清張賞を受賞された、小説家の村木嵐(らん)氏。少年使節の
千々石ミゲルを主人公にした、「マルガリータ」で受賞です。新聞の写真と違って、美人な
ので、写真は大きく
あとは、九州国立博物館長、前文化審議会文化財分科会世界遺産特別委員、三輪嘉六
氏をコーディネーターとして、4名でのシンポジューム。最後に、世界遺産指定への宣言文
の採択。
おもに、世界遺産指定に関しての内容でしたが、それなりに勉強になりました。ただ、質問
の時間が無くて・・・・準備していたのですが。
特に、島原の乱に対して、協会側はどのような評価をしているのか?(答えは大体分かり
ますが・・・)。ここは、世界遺産指定にかかわって来ると問題だと思うのですが・・・・・・
帰りがけ、雲仙を通っていたら、山道の霧のすごいこと。前が全然見えませんでした。ポチ
私の人生みたい。
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