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2013年5月 9日 (木)

小野(諫早市)の金比羅さん その1~長崎県諫早市小野

Photo

金比羅山といえば、あちらこちらにある山ですが、ここ小野の金比羅山は、富川渓谷、永

田の御手水観音と並んで、諫早の三大名勝地だそうです。


金比羅山に大権現のお社があるとかで、一度出かけましたが、山頂には何にも無く、狐に

つままれたような感じで、その日は帰りましたが、調べてみると、山頂から少し下った所に

史跡がいろいろあるとか。また、出直しましたが、何でもちゃんと調べていくもんですね。


小野の金比羅山は標高約250m位の山で、少しきついかなと思っていったら、何のことは

ない。車で山頂のすぐ下まで行くことができ、トイレ完備。横には広場まで。


さて、この金比羅山は、金比羅大権現が祀ってあり、寛永元年には天祐寺の末社として性

圓寺(しょうえんじ)が建てられた、神仏混交の霊場であったそうで、諫早領主の祈祷寺で

もあったそうです。


この場所には、性圓寺跡、松尾社、常夜灯、八天狗、石仏、供養塔、芭蕉の句碑等が林立

しています。行基の伝説もあるそうですが、行基さんと弘法さん、あちらこちらで忙しいです

ね。


戦前は三月十日、十月十日の例祭には、登山口の所に市が立ち、賑わっていたそうで

す。


ここが、どうなっているかというと、古びた看板ですが

Photo_2

クリックすると少しは広がります。


駐車場から少し登って右手、松尾社があります。松尾社は京都の嵐山の松尾神社を勧請

奉祭したもので、もちろん酒に関係する神様です。文化六年(1809)年に建立されたも

の。

Photo_4 Photo_5

この松尾神社の左手の方に、一番上写真の大きな常夜灯があり、文政五年に建てられた

ものですが、橘湾で漁をし、夜、帰港する船の目印になったと言われています。


ここから、右手の道を辿れば、翁塚があり、「初しぐれ猿も小蓑をほしげなり」という芭蕉の

句が刻んであります。芭蕉がここに来たわけではなく、芭蕉を尊敬する方が建てたのでしょ

う。雲仙にも、「芭蕉塚」と書かれた自然石の碑があります。


ここから先に進んだところに、唐風の山門があります。

Photo_7

まだまだ先があるので、今日はこのへんで・・・


場所は、諫早市の小野小学校横にマルキョウがあり、その横の道から山手に登って行っ

たところです。ちょっと分かりにくい所があるので、聞き合わせて行ってください。

(参考:「諫早を歩く~山口八郎著」「諫早の文化財」「写真集・明治・大正・昭和・諫早~諫

早史談会編」。説明板より )


今日は少し暑く、ビールを飲みたいのですが、ドクターストップで、ポチと悲しい人生。

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